【世界の音楽】ロンドンのライブバーで聴いた音楽は僕ごときには理解できなかった

/ 8月 25, 2018/ ヨーロッパ, 旅のデザイン, 河北さん, 音楽家への道のり

河北さん
こんにちは!Doing ARTライター兼花粉症の河北です

ロンドンに行った時に不思議な体験をしました。

ヨーロッパ、いや世界には理解不能のものがたくさんあります。
理解できないものを見たときに人はアートだねと表現することがありますよね。ロンドンでまさにそのようなアートな音楽に出会うことができたのです。

ロビーにて

夜にロンドン滞在先のロビーでくつろいでいた時、日本人じゃないかメーターが反応した人がいたので話しかけると恵比寿のライブハウス勤めの音楽好きの女性でした。

運良くイギリスのワーホリが当選して、レコード会社の就職を蹴ってこっちに来るので今回は偵察で来ていると。色々とヨーロッパをまわっていてフランスの田舎がよかったなんて勧められたりもしました。

話も盛り上がり、我々はライブハウスに行きたかったので尋ねると、ここがいいよと教えてくれたのがBAR兼ライブスペース?のTOTOというお店でした。日本人のオーナーさんがやっていてしかも先日行った時はオノヨーコと有名なバンドのメンバーが来たとのこと。

それを聞いた我々は、これはいい情報を聞いたと、次の日の予定にインストールしました。

 

TOTOへ

といってもライブは夜だったので次の日はアビーロードで写真を撮ったり、コヴェント・ガーデン (Covent Garde) 、ショーディッチ、ブルックリンマーケットを観光した後、ワクワクしながらオススメのライブバーへ行きました。

特にアーティストとかも調べてませんでしたが、オノヨーコも来るくらいだし、イギリスのライブハウス、ハズレはないだろうと高を括ってました。

中へ入ると割と広めなフロアにバー。1階だし想像していたライブハウスの感じではない。
ドラムなども置いてなかったのでどうやらアコースティックなアーティストなのかなと予想をたてます。

時間になると、用意してあった椅子はうまるくらいの人が入り、僕らもお酒をたのみ席に着きました。まず出てきたのは年寄りの帽子をかぶった渋いおじさん。さっきまで入口のところでタバコを吸っていた人でした。

 

ライブ開始

そして客に向かって一人話し出しました。
横にギターなどの機材ががおいてあったのでフォークかな?しぶそうな声だなとワクワク。

15分ほど話し続けたのでなにか様子がおかしいなと思い始めました。
MCが長すぎる上に容赦ない英語。もはや英語を聞き取ることも放棄していました。

大体1時間くらいはたったでしょうか。 ずっと話っぱなしでどうやら彼の歴史を語っていたようですが年齢が高いのでどうしても長くなってしまったようです。こちらはドラゴンクエストで言うヒットポイントが黄色の状態にまできていました。

すると突然彼が不思議な笛のような楽器を取り出し、ゲストとしてもう少し若い男性をステージにあげました。

きた!

ついに始まるのかとだらけた姿勢を整えます。すると今度は彼を交えて2人で話を始めました。

も、もしやトークショー?頭の中でクエスチョンマークが踊ります。
これは追い打ちかけられた。と、またぐったりし始めたところ彼がついに演奏を始めました。しかし演奏といってもなにか叩いた音を録音している感じでそれを永遠ループし音を重ねていきます。笛のようなものを演奏するもコードは1つ。ピリョリョンとどうみても適当にふいてるとしか思えません。

最初はなにかすごいことやるのか?と興味深々でしたが聞いてるうちにどんどん自分の頭の中でも「??」がループし始めました。これはなんだ?カオスか?さらにもう1人のゲストが笑いながらこのランダムに録った音にディレイやらのエフェクトをかけまくります。※ディレイは音がやまびこのようになるエフェクター

録った音はどんどん重なっていきますが、リズムも一定ではないのでどんどんずれてカオスになっていきます。さらにそれにディレイをかけるのでもはやなにがなんだかわかりません。なんだ、なんだ、しかしこれだけ客がきてるわけだし適当ってことはないだろうと何度も自分にいい聞かせ繰り返すループに身を委ねます。

するとなんと。。。

トランス状態になって。。。

あら不思議、踊りたくなるような気持ちいいループになって。。。

こない!

「これは絶対適当にやってるだけだ、これは絶対適当にやってるだけだ」と脳が叫びます。もしかしたら英語でいうところのインプロビゼーションかもしれませんがどうなんでしょうこれは。。。

「静まれ脳ミソ!お前の小さい小さい世界の中で判断するな!音楽に旋律があってあたりまえだと思うなよ?」と、もう一人の自分が叫びます。そんな脳の声とは裏腹にずっと同じカオスを聴かせた後ひとり魔術師のような踊りをし昇天し勝手に終了してしまいました!

え、終了!?うそ!やめてあげて!

すると観客はスタンディングオベーション。拍手喝采。 私は目が点です。うけいれられてる。。。ってことはこれはアリなんだ、ちゃんとこの音楽を聴きにきているんだ。と、その時に理解しました。

後で聞いたところそっちの世界では大御所の人らしく明日はさらにすごいよとフライヤーをくれましたが、正直このカオス2日連続はきついです。とは言わず丁重にお断りしました。いつも超ポジティブな友達も今回に限っては完全にはてなマークがでていました。ということでアートというカテゴリーに入れて脳の奥深くにしまいました。いい体験でした。

 

まとめ

学んだ事は自分の小さな世界で判断するなということです。表現の自由を感じることができました。ジャンルとしてはループミュージックというのにカテゴリーされるとは思いますが、聴いたことない音楽を体感するのも色々な発見があって悪くないなと思いました。機会があったら是非体感してみてください。色々な発見があると思います。できればどんな感じなのか紹介したかったのでYouTubeで探してみたんですが同じような音楽を発見することができませんでした。

音楽の世界は奥が深いですね。

以上です。では、また。

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