ドイツではあたりまえ?アイコスじゃない、鼻から吸うタバコ
タバコのかわりになるものがドイツには普及していました。それが煙のでない嗅ぎタバコというものです。もちろん普及していたといっても彼が吸ってるのしか見ていません。
その彼です。
なぜ彼と一緒に電車に乗っているか経緯を話しますと、ドイツのニュルンベルクからベンベルク行きのチケットを買おうと四苦八苦してる時にある男が声をかけてきました。
「へyへy」
チケット売り場は本当に声をかけられます。
あ〜またか、めんどくさいなあ、また金くれかな?なんて思って無視しているとその男がいきなり「俺たちファミリーパスを持ってんだ。」と言いだしました。
そして「ちょっとまってて」と電話をすると若い男がやってきました。それが電車に一緒に乗ることになる↑上の男性です。
どうやら、話の内容は俺らのファミリーパスを使わせてあげるから10ユーロでどうだ?みたいな話でした。俺らも得するし、君も得だろう?いわゆるW◯nWi◯てやつだろう?と。
まあ確かにベンベルクまでは15ユーロくらい必要だったので得といえば特です。しかし申し訳ないですが風貌のみで判断するとオブラートに包んでも怪しくないとは言えないおじさんでした。
迷いましたが、切符買うのも手こずってたのとけっこう強引だったのでOKじゃあみんなで一緒に行こうかとノリで行こうとしたら今まで話してたおじさんは、
「じゃ、俺はここまでだからまたな!」
とどっかにいってしまいました。完全に謎シチュエーションです。。。
まあでもしょうがないとその若い彼について行き、駅のホームへ。電光掲示板を確認すると
ちゃんとベンベルク行きでした。
電車に乗り込み、うーん、この場合は席別になった方がいいのかな?
なんて考えてると彼はちゃんと向かい合わせの席をチョイスしてくれました。
もうコミュニケーション能力を発揮するしかありません。話しを聞くと彼はブリーダーらしく仕事に行くところでしたが、しきりに英語が下手でほんとにごめんなさいというもんだからいやいやこちらこそ英語が下手でほんとにごめんなさいとあやまり合戦が勃発しておりました。
8回くらいやりとりした後、日本の話やドイツの話をしていると彼がおもむろにこれは知ってるかと言い出しました。これがないと俺はダメなんだと。
手の甲に粉のようなものをのせ、
片方の鼻でその粉を吸い始めました。
私はえ?これどっかでみたことある光景だぞ、、、あ、映画だ。ドラッグだ、、、彼、、もしや、、、いかれてるのか?と思いましたが
「これなに?ドラッグ的なもの?堂々とすっていいの?」
と聞くと
「はははははは、ちがうよこれはタバコだよ」
「そうなんだ、、、初めて見たよ。ほんとにタバコ?そうやって手の甲にのせて吸うの?」
「人によっては指とかにのせるんだけど俺は手の甲がしっくりくるんだ」
「いや、吸い方だいぶ怪しいね。笑」
「ははは、」
「ドイツでは人気なの?」
「ああ、みんな吸ってるよ」
「みんな?ほんと?そうなんだ、初めて見たよ」
「ええええええええ!?もしや日本にないの?」
「いやないんじゃないかな、、見たことないけど、、」
「いや〜日本には住めないわ〜」
なんてやりとりをし、後で調べたら日本にも普通にございました。
嗅ぎタバコというのであまり普及はしてないですが日本にも売ってるらしく
種類も色々あるそうです。
Gletscher Prise
これは彼が持ってたものですが、有名なブランドらしいです。
吸うとスーっとするんだそうです。
興味深々だったので何度もやってみるかと聞かれましたが、その時はまだ60%はドラッグだと思っていたので試さず終わりました。
ベンベルクに着きお金を払おうとすると彼は電車代は7ユーロでいいよとまけてくれてました。結局ただただ、いい人でした。
すると駅で話しかけてきたおじさんが「おっす、オラさっきのおじさん」と出現しました。
普通にびっくりしました。どうやら車で来たらしいです。ちょっとここでの再登場は意味がわかりません。だったら彼を乗せてってあげればいいのに。小金稼ぎをしているのかな?と頭をよぎりましたがその後何もなくただ挨拶して別れました。なのでイかれてるのかとか思ったことはここで謝罪しときます。
現在アイコスやグローなどが人気ですが日本でも吸ってる人はいるんですかね。今度見つけたらお土産に買って喫煙者にプレゼントしたいです。
ということで
同じ嗅ぎたばこ吸ってる動画を発見したのでどうぞ。
吸ってたら確実にあやしまれると思いますがそれでも構わないという方はアイコスよりも煙量が少ないというかでないので是非試してみてください。写真は私のインスタでもアップしておりますのでよかったら是非ご覧ください。
では、また。




