FPが教える海外旅行保険からみるクレジットカードのすすめ【3選】

/ 5月 25, 2019/ 旅のデザイン, 河北さん

河北さん
こんにちは!Doing ARTライター兼FPの河北です

海外旅行によく行く人はクレジットカードを選ぶときに付帯してくる海外旅行保険が気になる人も多いんじゃないでしょうか?

もしくはわからなくて海外旅行保険に別で加入してますか?

僕はちょこちょこ海外旅行に行くのでクレジットカードについてる保険は、保険の仕事をしてた事もあって内容を結構じっくり見てしまうんですが、

自分が持ってるクレジットカードにどんな保険がついているのか?

どうやったら対象になるのか?

足りるのか?

などなども含めてなんとなくついてるからとりあえず大丈夫だろうという人も多いんじゃないでしょうか。

保険はいざという時のものなのでいざという時思ってた内容と違っていたり、保障対象外だとあまり意味がありません。

クレジットを選ぶポイントは色々あるかと思いますが、旅行好きなのであれば海外旅行保険がしっかりついたものを選べば別で海外旅行保険に入る必要はないと思うので是非検討してみてください。

クレジットカードは複数枚持って行った方がいい

まず、どれを選ぶかの前に色んな面で海外旅行に行く場合、クレジットカードは1枚だけではなく複数枚持っていった方が安心です。

理由は、

  • どれくらい治療費がかかるかわからない
  • 付帯の海外旅行保険は保障が合算される
  • 盗難にあう可能性がある
  • 使えないカードがあったりする

などです。

治療費にいくらかかるかはもちろん国、体の状態によって変わってくるのでわからないですが、すでにお持ちのクレジットカードも含めて付帯の海外旅行保険は基本的には傷害死亡保障以外の保障は合算されるというのはご存知でしょうか?

例えば僕が持ってるクレジットカードですと

カード名 傷害死亡 傷害治療費用 疾病治療費用 携行品損害 救援者費用 賠償責任
 楽天カード 2000万 200万円 270万円 20万円 100万円 2000万円
 エポスカード 500万円 200万円 200万円 20万円 100万円 2000万円
 合計 2000万円 400万円 470万円 40万円 200万円 4000万円

こんな感じで合わさった金額が保障額になります。傷害死亡保障に関しては1番保障が大きいところが保障額になりますのでこの場合だと楽天ですね。

なので何枚か持っていれば保障額は大きくなりますので、それでカバーすればOKです。

あとこれは何度も経験があるんですが、海外だとなぜかATMで使えない時があったりします。
何枚か試したら使えるカードがあったり、全部だめだったり。

なので全て盗まれたら元も子もないですが、VISAとMASTERカード含めて複数枚分けて持っていって何かあった時の緊急連絡先を控えておくと安心かと思います。

 

選ぶ際のポイント3つ

  1. 利用付帯と自動付帯
  2. 傷害・疾病補償額が多いか
  3. キャッシュレス診療対象か

 

1. 利用付帯と自動付帯

まず、クレジットカートに付帯する海外旅行保険には自動付帯と利用付帯という2つのパターンがあります。

自動付帯:所持してるだけで旅行保険に加入したことになってる
利用付帯:旅行費用や航空券をカード払いすると加入できる

利用付帯は保険会社によって条件が違っていますので確認する必要がありますが、狙うべきは自動付帯のものです。

 

2. 傷害・疾病補償額が多いか

続いて、保障内容で1番みて欲しいのが傷害、疾病保障の額です。死亡保障が3000万と書いてあるとたくさん保障がついてるように思えますが、大事なのは国や体の状態によって金額が大きくなる可能性がある病気や怪我で入院した時の保障です。

ちなみに海外旅行は元気な人が行く前提なので病気での死亡保障はついていませんが、飛行機で墜落して死ぬなどの傷害死亡は確率が非常に低いので保障の額は基本的に大きくついています。

楽天カードだとこんな感じです。

保障内容 保障額
 傷害死亡・後遺障害  最高額 2,000万円
 傷害治療費用  1事故の限度額 200万円
 疾病治療費用  1疾病の限度額 200万円
 賠償責任(免責なし)  1事故の限度額 2,000万円
 救援者費用  年間限度額 200万円
 携行品損害  (免責金額3,000円) 年間限度額 20万円

無料のカードで傷害・疾病保障200万は大きい方です。※免責=自己負担

救済者支援:病気やケガなどで入院したときに家族が駆けつける渡航費などを補償するもの
携行品損害 :旅行中に持ってる物が盗まれたり、事故により壊れたりしたときの保障

 

3. キャッシュレス診療対象か

最後にクレジットカード付帯の海外旅行保険の場合、病院でお金を一旦立て替えて、帰国後に保険金を請求するものと、治療費を自己負担する必要なく治療を受けれるキャッシュレス診療というのがあります。

窓口での支払いが何十万必要だった場合支払いが大変ですよね。

支払い能力がないと判断されたら治療が変わるかもしれませんし、治療が受けれないということも考えられます。

国によって治療費は変わってきますが、ヨーロッパやアメリカは特に治療費が高いと言われております。

特にアメリカなんかは全部自己負担なので何百万という金額がかかってしまう場合があるので民間の医療保険の加入率が高いという理由があります。

保険会社がだしている例は不安を煽るために高額のものを載せているとは思いますが、色々と参考例が載ってるのでwebサイトなどを確認をしてみてください。

 

海外療養費制度

実は健康保険に入ってる人は海外療養費制度というのがあるので海外で支払った医療費から自己負担相当分を差し引いた額を「海外療養費」として請求することができる制度があります。

海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られるので、日本国内で保険適用となっていない医療行為や薬が使用された場合は、給付の対象になりませんが、あまり知らない人もいるかもしれないので載せておきます。

支給対象となる主な例

○ 海外旅行中にカゼをひき現地の医療機関を受診した
○ 海外赴任中に急病にかかり現地の医療機関を受診したなど

海外療養費の支給対象外である主な例

× 業務上・通勤途上の災害による病気やケガ
× 治療を目的として海外へ渡航し、治療を受けた場合
× 日本国内で保険診療とならない医療費、差額ベット代、食事代等
× 美容整形
× 高価な歯科材料や歯列矯正、インプラント等
× 出産(自然分娩)
× 交通事故やケンカなど第三者行為による病気やケガ

証明書なども必要だったりするので興味のある方ははこちらをご覧ください。

こういった素晴らしい制度もありますが、とはいえ窓口で一旦お金を払う必要があるのでキャッシュレス診療対応のものを持っておくといいと思います。

こちらはキャッスレス診療の対象になるクレジットカードの抜粋です。

カードの種類 傷害・疾病治療費用 付帯条件 年会費
 エポスカード 傷害 200万円
疾病 270万
自動付帯 無料
 楽天カード 200万 利用付帯 無料
 REXカード 200万 自動付帯 無料
 ジャックス横浜カード  200万 自動付帯 無料
 リクルートカード 100万 利用付帯 無料
 ミライノカード ゴールド 500万 自動付帯 3000円
 MUFGカード ゴールド 200万 自動付帯 1905円
 JAカード 200万 自動付帯 1250円
(初年度無料)
 三井住友VISAクラシックA 100万 自動付帯 1500円
(初年度無料)
 JCB EIT 100万 自動付帯 無料
 Booking.comカード  100万 自動付帯 無料

海外で病気や怪我をしてキャッシュレス診療を受ける時の流れ

  1. カード会社デスクに連絡
  2. カード会社がカード番号、場所、有効期限など会員情報を確認
  3. デスクにキャッシュレス診療対応病院の予約をしてもらう
  4. デスクに案内された病院へ行き、保険会社に提出する書類などを書いて受付
  5. 診療

診療してもらい、1枚の保障で足りなかった場合、もう1枚のカードの保険デスクに電話をして引き続きキャッシュレスで診てもらえるよう依頼する必要があります。

キャッシュレス診療に必要な持ち物

・パスポート
・クレジットカード
・カード利用明細(利用付帯のカードの場合)

日本人旅行者がたくさんいる場所なら大丈夫だと思いますが、保険会社との提携病院があれば使えるということなのでどこでも使えるわけではありませんのでご注意ください。

ということで上記を踏まえたおすすめのクレジットカードが以下です。

 

年会費無料でおすすめなクレジットカード

エポスカード

キャッシュレス診療対応、自動付帯で保障も大きくて年会費無料の素晴らしいカードです。僕の場合4日程で手元に届きました。

保障内容 保障額
 傷害死亡・後遺障害  最高500万円
 傷害治療費用  200万円(1事故の限度額)
 疾病治療費用  270万円(1疾病の限度額)
 賠償責任(免責なし)  2000万円(1事故の限度額)
 救援者費用  100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
 携行品損害  (免責 3,000円)20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

※免責=自己負担

 

REXカード

上記のエポスカードで傷害死亡保障が少ない部分が2000万ついていて家族カードも年会費無料で利用できるカードです。

保障内容 保障額
 傷害死亡・後遺障害  最高2,000万円
 傷害治療費用  200万(1事故の限度額)
 疾病治療費用  200万(1疾病の限度額)
 賠償責任  2,000万(1事故の限度額)
 救援者費用  200万(1旅行・保険期間中の限度額)
 携行品損害  (免責 3,000円)20万(1旅行・保険期間中の限度額)

⇒ REXカード

 

家族特約付きの海外旅行保険が必要という方におすすめなカード

ミライノカード ゴールド

キャッシュレス診療対応、自動付帯で保障も大きくて年会費も3000円で持てるゴールドカードで家族の保障も特約でついています。

保障内容 保障額 本人 保障額 家族
 死亡・後遺障害  5,000万円  1,000万円
 傷害治療  500万円  250万円
 疾病治療  500万円  250万円
 賠償責任  5,000万円  2,500万円
 救援者費用  300万円  150万円
 携行品損害  50万円(1旅行・1年間)  25万円(1旅行・1年間)

ただし、JCBのみになりますので若干海外で使いづらいかもしれませんが、保険は自動付帯なので持っていれば特に問題ありません。予備としてもっておくのもいいかもしれません。

⇒ ミライノカード ゴールド

 

注意点

色々と書いてきましたが、クレジットカード付帯の海外旅行保険と保険会社で別に入る海外旅行保険との違いがいくつかあります。

  • 疾病死亡(病気で亡くなられた場合の保障)
  • 航空機預託手荷物遅延(荷物が遅れた場合荷物が届くまでに買った物の保障)
  • 航空機遅延(飛行機が遅れて代替できる航空機が使えなかった場合の宿泊費や食費の保障)

こういった保障がついてない部分です。必要ないとは思いますが、こういった保障がどうしても必要な場合保険会社で別に保険をかけた方がいいとおもいます。

 

まとめ

  • キャッシュレス
  • 自動付帯
  • 傷害・疾病補償額が多いもの

ということで海外に行く場合1枚でも上の条件に当てはまる保険が付帯されたクレジットを持っておくと安心かと思います。
1番おすすめなのはエスポカードです。

そして結論としては、90日間以内の保険であればはクレジットカードの付帯保険で充分かと思います。

日本では医療保険は必要ないという記事を書きましたが、それは日本の公的医療制度が素晴らしいからであって海外では通用しませんし、国によって費用も大きく変わってきます。クレジットカードは無料でも中には保障がしっかりついているものもあるので持っていて損はありません。

病気や怪我をしないのが1番ですが、海外はなにがあるかわかりません。しっかりと備えて思いっきり旅行を楽しんでくださいませ。

 

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