ドラえもん最強映画は「雲の王国」説
アマゾンプライムに加入するとこのようにドラえもんが誘惑してくることがあります。
別の映画を見ようと思ってたのにと思いつつ、つい観てしまうことがありますが、それは置いといてもドラえもんの映画の中で最強は雲の王国で異論はないですよね?w
ちなみにクレヨンしんちゃんだと大人帝国かロボ父ちゃんが最強です。
ドラえもんは小さいころ新作のアイテムのアイディアを絵に描いてハガキをだすと新作映画がただで並ばず観れるというのがあったので毎回友達の井上君の家で描いて応募していました。
一度も入賞したことはありませんでしたが、映画のチケットはもらえたのでドラえもん映画はほぼ全て観ました。
中でもこの雲の王国は子供ながら面白くてちょっと怖かった思い出があります。
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雲の王国
公開が1992年なのでもう26年前。めちゃくちゃなつかしい。変な気分です。
なんで怖いイメージがあったのかというと曲が怖かったんですね。
この曲です。
雲のがゆくのは
いい曲なんですが、なんか怖くないですか?
今改めて観て気づいたのはテーマが環境破壊で、すごくメッセージ性のある作品だったこと。
これ以外でもドラえもんの映画は環境や動物のことををテーマにしてることが多いんです。
監督は芝山 努さんという方なんですが、この方がほとんどのドラえもんの映画監督をやっており、他にもルパン、ちびまる子ちゃん、巨人の星など超有名な作品を手がけてます。
ストーリーはこんな感じです(ネタバレ)
雲の上に天国はあるかないか?
ジャイアン スネ夫 → あるわけねーじゃん。のび太ばかじゃねーの。
のび太 → 絶対あるって〜
という議論の末
↓
ドラえもんが雲を固めて王国を作ってあげる。しかし、もともと雲の上には天上人という人種がおり人間の環境破壊(地球温暖化やら)によって、天上人は絶滅寸前。なんとかするためノアの箱舟計画を発動させ、生き物以外、大洪水で一旦文明を全部流してしまおうと考えていた。
それを知ったドラえもんたちは、雲を破壊する兵器で脅し、ノア計画を実行に移さないでもうすこし長い目で見てと訴える。
が、ドラえもんお陀仏。
環境破壊はしないといっても信用されない地上人(のび太とか)の前に
- 大臣として登場した木の人。キー坊。(コミック33巻収録の『さらばキー坊』より)
- 小人のホイくん。(コミック35巻収録『ドンジャラ村のホイ』)
- ドードー鳥(コミック17巻収録『モアよドードーよ永遠に』)
など、以前にドラえもんたちに助けられたキャラクターが証人として登場し、地上人は悪い人ばかりではないと証言し地球は助かる、という感動シーンで締めくくられるような内容です。
現在
この映画が公開されて25年。この頃からオゾン層の破壊だの言われて今どうなったのか。気になって調べるべくネットをサーフィンしたらたくさん書いてありました。
『Science』誌で発表された研究ではオゾン層は地上人が団結したことによって回復しているという結果がでているそうです(ほんとでしょうか?)素晴らしいですね。世界中が協力したって。
でかすぎる問題+効果がわからないことなので普段生活してると意識するのが難しい部分ではありますが、知らないところでたくさんの人が動いてます。
http://www.gwarming.com/link/ozon.html
素晴らしい内容の映画ではありますが、そうはいっても、大人になって観るドラえもんはつっこみどころも満載です。映画の中ではジャイアンは優しかったりのび太は勇敢だったりしますがスネ夫は結構ひどいです。
「ドラえもんなんか、ポケットがなかったらただの中古ロボットじゃん」
なんて言ったりします。笑
そんなところも含めて面白いので是非お子様と一緒に観てみてください。
では。