サグラダ・ファミリアに行く前に読むべき本「ガウディーの伝言」

/ 6月 14, 2018/ おもしろい映画・本・ゲーム, ヨーロッパ, 旅のデザイン, 河北さん

河北さん
こんにちは!Doing ARTライター兼花粉症の河北です

そびえ立つ要塞、いや教会。その名もサグラダ・ファミリア。

2026年に完成というのは知っていましたが一体全体なににそんな時間がかかってるんだ?という疑問と興味があり一度は見ておきたかったので行ってきました。中に入った時はもちろん初めて目の前にした時はその大きさに鳥肌が立つほど感動しましたが、自分の知識としては

  • ガウディの作品
  • スラムダンクの著者、井上さんが書いたメッセージがどこかにある
  • まだ完成してない。2026年に完成する。

くらいしかなかったので感想も

  • すごいでかい
  • ファイナルファンタジーみたい
  • 芸が細かい、超こだわりを感じる

くらいしか出てこなくて悲しくなったので帰ってきてからというガウディの伝言という本を初めてKindle版を買って読みました。そしたらめちゃくちゃ面白くて本当にこの本読んでから行けばよかったと思わせくれてちょっと後悔しました。

ガウディの伝言

この本は日本人でサグラダファミリアに建築家として関わっている外尾悦郎氏が書いたもので30年ほどの歳月を経て感じたことやガウディーのお弟子さんや親友の息子の話などなど設計図もないのに、このバカでかい教会を100年以上もかけて石を積み上げて作る上での氏の葛藤やガウディとサグラダファミリアへの愛と情熱が伝わってくる内容になってます。

もちろん彼自身がガウディー氏と話したことはないので推測の話も多いですが、ガウディーが何を考えていたのか読み取ろうとおそらく本では語りきれないほど考えて作っているんだろうなというのが伝わってきたのと同時にガウディーに対して誤解していたイメージだったり実際見に行って理解不能だった部分も消えました。

それにしてもいきなりスペインに行ってコネもなくサグラダ・ファミリア手伝わせてくれと頼んで30年もやってるわけだからなんでもトライしてみるものですね。人生行動力あるのみです。

で面白かったのでシェアしようと思ったんですがこういうのはどこまでネタバラししていいものなんでしょうか。

Sagrada Família

ちなみにサグラダファミリアは石でできた聖書といわれておりスペイン・バルセロナに建築中のカトリックの教会堂です。

この4つの塔がイエスとのやりとりをもとに新約聖書を書いたマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ、ここに、マリアの塔とイエスの塔がプラスされ全長170mになります。

ちなみにイエスってのは神のひとり子です。人間と神を繋ぐ橋となるため完璧な人生を送り、最後はなにも悪いことはしてないのに我々人間の罪を背負って十字架にかかって亡くなったが三日後に復活したという人型神様です。

そこから西暦が始まって現在2018年。クリスチャンになったガウディーは人として神に捧げる最大のものを作っていたらしいです。それがこのサグラダ・ファミリアです。そのためガウディーを理解するため外尾氏自身もクリスチャンになったらしく聖書に関する話や考え方も多いです。ものすごくメモる部分はあったのですがその中からスッキリポイントをいくつかシェアします。※ネタばれ

ガウディの作品には直線がない、曲線ばかりだということがよく言われますが、これはつくっている側からすると、まったくの逆です。少なくともサグラダ・ファミリアは、主に直線で構成されていると言っても過言ではないと思います。

 

これはガウディーの作品である、カサ・ミラや、グエル公園なども見てきたが素人目からするとすごい曲線が多いなあと感じていたのでちょっとびっくりするのでは?

ガウディは一九五〇年代に再評価が始まるまで、ほとんど無名の存在であったかのように語られることがありますが、まったくそんなことはありません。その精神も含めた、本当の意味での天才性が理解されていくまでには、これからまだ長い年月がかかると思いますが、存在感ということで言えば、生前、少なくともスペインではもっとも有名な建築家の一人であり、海外にもその名声が広がり始めていました。

 

はい。

そしてサグラダファミリアの下に展示場や仕事場が見える場所がありその中で完全に意味がわからなかったこれです。

他のガイドさんが頑張って説明していましたが、これは19年にかけてガウディーがおこなった逆さずり実験というもので吊り下げられて出来た形は重力の形を表しており、そのまま反転させて作る構造は自然のままの形であり、自然であるが故に強く、美しいのだということです。

これもなんだろうと立ち止まって考えてました。全部足すと33になるってことはその時わかりましたが

 

で?って感じだった数字の謎はイエスが亡くなった年が33歳なのでそのように作ってあるとのことです。

などなど、あとはなんでこんなに時間がかかっているんだろう?とか
本人もおらず、図面がないのにどうやって作ってるんだ?とかほとんど書いてあるので読んでから入ればさらに楽しめると思います。

ということで僕はそんなこと全く何も知らないまま中に突入したのでその時の写真をどうぞ。

チケットは当日や1日前だと結構あまり時間を選べなかったりするので何日か前に取っておいた方がいいかもしれないです。

https://www.clorian.com/site/SagradaFamilia/?lang=en

生誕の門

ここから入りましたが近くでみるとごついです。

 

何気なく撮っていたこの天使たちも外尾氏の作品だったみたいです。細かい、とにかく細かいです。

 

中に入った瞬間鳥肌がたちました。

 

今まで見てきた教会とかはやはりすこし違います。

 

ほんとにファイナルファンタジーの世界だなと素直に思いました。天井が本当に綺麗です。

 

普通に祈ってらっしゃる方も多いです。そしていつも通り帽子とれと言われます。静粛な場所ですからね。すいません。

 

ステンドグラスもめちゃくちゃ綺麗です。

 

右側と左側で青と赤で色がわかれてます。

 

真ん中にいくにつれて色が混じってます。

 

ステンドグラスが綺麗な教会は色々見ましたがここのは本当に綺麗です。

どこかにスラムダンクの著者、井上氏が刻んだ

「我らを悪より救い給え」

という言葉あると聞いていたのでどこだろうなあとずっと探していたが結局見つからず、かわりに後方にあった日本語部分発見しました。

『その日ごとの食物をきょうお与ください』

 

反対サイドの門を抜けると

 

受難の門

 

仕事場&展示場

建築家の部屋です。模型なんかを作ってるかと思います。

 

ガウディ氏です。

26年完成予想図

 

最後はちょっと離れたグエル公園カルヴァリーの丘からの写真です。

高い建物がないので目立ちます。完成が楽しみですね。

写真は私のインスタでもアップしておりますのでよかったら是非ご覧ください。

では、また。

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