viagogoという転売サイトでチケット買ったら8万かかってチケット届かなかった話【キャンセルは無理】
先日クラプトンのチケットを、viagogoというサイトで買ったら8万円以上かかってビックリしました。
そうですよ、僕が悪いんですよ。ちゃんと確認しなかった僕が。
失敗しようとか書いてたら見事に失敗しました。笑
Viagogoとはスイスにある転売サイトを運営している会社です。検索で一番上にでてたのでなんの疑いもなく普通に買ってしまいましたが、調べると結構そういう人は多いみたいです。
15000円のチケットが40000ですよ?
そんな感じで記事を書こうと思ったんですが、結局はチケットが届くこともなく今のところ引き落としもされてないのでなんなのこのサイトという感じではありますが。。
手数料が高すぎる
なぜそんなに金額が高くなるかというと手数料です。
Viagogoは場所を提供して手数料をとってるだけなのでメルカリとかと変わらない立場ですが、下の画像の配送費、予約費というなぞの金額を最後まで表示させず買う直前に表示させるので気づきません。(僕の場合はこれが1枚+8000円くらいでした)
viagogoで買ったチケットをキャンセルしたい人へ
僕と同じように間違えて買ってしまってキャンセルしたいという人も多いはず。
ただ、残念ながらキャンセルは難しそうです。以下僕が確認したことです。
ネット上にこういった書き込みがありましたのでそれも踏まえて消費者センターとクレジットカード会社に連絡をとってみました。
別の方の同様の質問があり、次のような回答をしました。(転載です)
私も公式サイトと勘違いし1月6日に手続きをしてしまいました。観戦が可能か不安で1月24日に消費生活センターに相談したところ、viagogoがらみの苦情や相談が大変多いとのことでした。公式サイトでは、公式サイトと指定サイト以外でのチケットは無効との記述があり、確かではありませんがviagogoは指定サイトではない可能性が高いようです。キャンセルしようと思い、消費生活センターのアドバイスを受け、次のような対策をとっています。
①viagogoの「問い合わせフォーム」に理由を明記しキャンセルを申し出る。
②カード会社に事情を説明して、カード会社からviagogoへの支払を止めてもらう。途中経過ですが、カード会社は支払い停止が可能か調査に入るとのことです。この間はviagogoへの支払はおこなわれないようです。ただしviagogoがスイスにあるため、結果が出るのに早くても3週間程度かかるだろうとのことでカード会社からの連絡待ちです。
調査の結果によって、カード会社に書類を提出しviagogoへの支払は止めることができるようです。結果どうなるか分かりませんが、参考になれば幸いです。
電話したらこういう事を言われました。
消費者センターの対応
- キャンセルできないと規約に書いてあったらそれはしょうがない
- クレカに電話しても難しい
- 値段がちゃんと書いてあってそれに同意しているなら無理
- クーリングオフはネット通販には適用されない
- もしチケットが届かなければ対応が変わる
クレジットカード会社の対応
- 相手側がストップしないと引き落としは止めれない
- 調査することは可能
そもそも僕はチケットが届かなかったので正直意味がわからないんですが、これからクレジットカード会社に再度電話して事情を話して全力で引き落としを止めたいと思います。
グレーな部分を攻めているのでチケットが届かないということはないと思ったんですが、なんなんでしょうね。笑
なぜチケット高額転売がダメなのか
単純に今回改めて自分がお金を払う側になってチケット転売について改めて考えさせられました。肩を持つわけじゃありませんが、チケット高額転売ってなんかよくないことだよなーと思いつつも何が駄目なのか問われれば、ファンが高いお金をださないとチケットを買えなくなるからくらいしか思いつきませんでした。
しかし内容はなにかを安く買って、高く売る普通のビジネスの仕組みと同じ。
- ダイアモンドの流通される量をコントロールして希少価値を出して高く売る
- 人気のチケットを買って高く売る
価値を感じる人は買うし、感じない人は買わない。its シンプル。
あまり違いはないような気がします。なぜ他の転売はよくてチケットだけはだめなのか?それは単純にビジネスには印象のいいものと悪いものがあるからということなのかもしれません。
もちろんアーティスト側から考えるとアーティストに利益はまったくないのにせっかくがんばってついた大切なファンが高いお金をだしてチケット買わないといけないというのはすごく腹ただしいと思います。僕は音楽をやっていたので集客がどれだけ大変な事か、ファンの存在がどれほど大切かなんとなくわかるので当然断固反対、撲滅したいです。
ただこうして営利目的の転売は禁止している公演がほとんどの中、viagogoのように堂々とグーグルにお金を払って検索結果で一番上にだしてやる人間がいるのかといったら欲しい人がビンテージの高いジーンズ買うでしょ?的な感覚なんでしょう。
チケット不正転売禁止法ができた
今までも迷惑防止条例などで大量に買って売りさばいていて捕まったりはありましたが、調べていたら法律ができたらしいですね。チケット不正転売禁止法というのが。2019年の6月14日から施行されるそうです。
不正転売目的の譲受けの禁止何人も、特定興行入場券の不正転売を目的として特定興行入場券を 譲り受けてはならない
ただ、Viagogoに関しては海外の会社なので日本の法が適用されないのかもしれません。
まとめ
ということで、とにかく高いし、キャンセルは難しいし、海外の会社でやっかいなのでわざわざここで買うのはやめましょうというお話でした。もし買ってしまったら勉強料だと思うしかないかもしれません。
僕もインターネットに慣れすぎて油断していました。今後はしっかりと確認してから買おうと思います。