pudelhunds(プーデルフンズ)とは。福岡・親不孝通り発マスロックバンドの実力

福岡の親不孝通りから、また面白いバンドが出てきました。pudelhunds、読み方はプーデルフンズです。マスロックというジャンルを軸にしながら、繊細なメロディと激しい展開を行き来する3人組。2024年に結成され、地元福岡を拠点にライブ経験を積んできたバンドです。
メンバーは、作詞・作曲・ギターを担う中野颯太、ドラムの小川大智、そしてベースとボーカルを兼任する中尾優志。バンドの音を支えているのはこの3人だけという事実が、まず驚きです。結成から日が浅いにもかかわらず、福岡の若手バンドを紹介する対バン企画やライブイベントで名前を見かける機会が増えていて、地元シーンではすでに注目株の扱いを受けています。
音楽性:透明感のあるボーカルと、鋭角なアンサンブル
マスロックというジャンルは、変拍子や複雑なリズムチェンジを多用する、いわば「聴かせる」タイプのロックです。pudelhundsはそこに、中尾優志の透明感のあるボーカルを乗せています。繊細で洗練されたメロディがふっと流れたかと思うと、一気に激しいパートへなだれ込む。この落差が病みつきになります。
刺さる人を具体的に言うと、テクニカルなギターロックが好きな人はもちろん、静かな曲展開から轟音に切り替わる瞬間にゾクッとするタイプの人。透明感のある歌声が好きな人にも合います。うるさいだけのバンドではなく、メロディがちゃんと美しい。この両立がこのバンドの強みです。複雑な展開なのに聴き疲れしないのは、鋭角なバンドサウンドが次々と畳みかけてくる構成の巧さがあるからだと思います。轟音パートで押し切らず、静と動をきっちり行き来する構成力は、3人という少人数編成だからこそ研ぎ澄まされたのかもしれません。
これまでのリリースは、2025年9月配信の1st EP「memorandum」、そして2026年2月配信の1stシングル「わたしの肉の肉」。収録曲は「イシャーと呼んで」「わたしのこと」の2曲に加え、CD限定で「re:」を収録しています。CDは紙ジャケット仕様、歌詞カードもオリジナルデザインというこだわりようで、福岡のレコードショップやツアー会場での手売りに加え、東京のショップでも取り扱いが始まっています。作品ごとに音源とパッケージの両方に手をかけているのが伝わってくるバンドです。
3人という編成の少なさを感じさせないのも特徴です。ギターの中野颯太が刻む鋭角なリフとドラムの小川大智の手数、そこに中尾優志のベースとボーカルが重なることで、音数以上に情報量の多いアンサンブルが生まれています。ライブハウスで生の音圧を浴びると、音源で聴くのとはまた違う迫力があるはずです。
まず聴くべき曲
まず体感してほしいのが、ライブ映像です。ツアー「轟轟TOUR」での「ウェルテルたちの足音/遠泳に」の演奏は、繊細なパートと激しいパートの落差がそのまま伝わってきます。
音源としては、1st EP「memorandum」、1stシングル「わたしの肉の肉」収録の「イシャーと呼んで」あたりから聴き始めるのがおすすめです。各サブスクリプションサービスで配信されています。
今後の注目ポイント
2026年2月からは東京・静岡・大阪・岡山・福岡をめぐるツアーを実施するなど、活動の幅がじわじわ広がっている最中です。福岡の若手最前線バンドとして他グループと並んで紹介される機会も増え、音楽メディアが選ぶ「注目のインディーズアーティスト」にも名前が挙がるようになりました。最新のライブ情報やリリース情報は、公式X(@pudelhunds03)や公式YouTubeチャンネル、Instagram(@pudelhunds03)で発信されているので、気になった人はフォローしておくのが早道です。
よくある質問
Q. pudelhundsはどう読みますか?
「プーデルフンズ」と読みます。SNS上のアカウント表記もこの読み方に沿っています。
Q. マスロックを聴いたことがなくても楽しめますか?
問題ありません。変拍子やテクニカルな展開が土台にありますが、メロディそのものが聴きやすく作られているので、ロック初心者でも入りやすい曲が多いです。まずは1曲通して聴いてみると、複雑さより先にメロディの良さが耳に残るはずです。
まとめ
- 福岡・親不孝通り発、2024年結成の3人組マスロックバンド
- 中尾優志(Ba.Vo.)、中野颯太(Gt.)、小川大智(Dr.)という編成
- 繊細なメロディと激しい展開、透明感のあるボーカルが持ち味
- 2025年9月に1st EP「memorandum」、2026年2月に1stシングル「わたしの肉の肉」をリリース
福岡のライブハウスシーンから、これからさらに名前が広がっていきそうなバンドです。地元の対バン企画で鍛えられてきた分、音源よりもまずライブで体感したときの説得力が強いタイプのバンドだと感じます。まずは1曲、音源かライブ映像で聴いてみてください。
