ジョン・フィリップ・スーザ。1897年の肖像写真 スーザフォンは、スーザが作った楽器ではありません。 マーチングバンドの最後列で、金色の大
1940年、犬を連れた少年たちが降りた穴——ラスコー洞窟壁画、1万7000年前の動物たちの見方
ラスコー洞窟「牡牛の広間」の壁画。大きな黒い牛の角と、赤い鹿が重なる 1940年9月、フランス南西部の小さな町モンティニャック。 18歳の
「ドレミ」は誰が作ったのか?1000年前の修道士グイードと、賛美歌の歌い出し
修道士グイード(左)と、アレッツォの司教テオダルドゥス(右)を描いた中世の写本 ドレミファソラシド。 日本の子どもは、小学校に上がる前から
「美人画では娘にかなわない」と北斎は言った——葛飾応為『吉原格子先之図』の光と影
葛飾応為『吉原格子先之図』、太田記念美術館 北斎の娘、と言われても名前が出てこない。それで普通です。 葛飾北斎は知っていても、その三女が絵
ベニー・グッドマンとは?1938年、ジャズでカーネギー・ホールを満席にした「スウィングの王様」
クラリネットを抱えて譜面台に向かうベニー・グッドマン 「休憩は何分にしますか?」 1938年1月、ニューヨーク。演奏会の打ち合わせでそう聞
バイユーのタペストリーはタペストリーではない——長さ約70メートルの刺繍で読む1066年
『バイユーのタペストリー』より、空の彗星を指さす人々と、王座のハロルド(場面32〜33) 約70メートル。 通勤電車3両分を超える長さです
7つの惑星に、地球は入っていない——ホルスト『惑星』は星占いから生まれた組曲
グスターヴ・ホルスト。組曲『惑星』の作曲者(撮影:ハーバート・ランバート) ホルストの『惑星』は、宇宙の音楽ではありません。 テレビの宇宙
『雲海の上の旅人』の男は、なぜ顔を見せないのか——フリードリヒが描いた「後ろ姿」の風景
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ『雲海の上の旅人』1818年ごろ、ハンブルク美術館 岩の上に立つ男の背中。足もとには雲の海が広がり、遠く
ウッドストックはウッドストックで開かれていない——1969年8月、雨の農場に集まった40万人の3日間
ウッドストック・フェスティバルの観客(1969年)(Photo: Derek Redmond and Paul Campbell / CC
目を病んだ画家が、最後の秋に描いた黒い猫——菱田春草『黒き猫』と「朦朧体」の36年
菱田春草『黒き猫』1910年、永青文庫(重要文化財) ただの猫の絵なのに、なぜか目が離せない。 この掛け軸を初めて見た人の多くが、そう感じ
273秒、ピアニストは一音も弾かなかった。ジョン・ケージ『4分33秒』初演の夜
ジョン・ケージ(1988年) 1952年8月29日、ニューヨーク州の森の中。 木造の小さなコンサートホールのステージに、ピアニストのデイヴ
デューラーの『犀』はなぜ鎧を着ているのか?見たことのない動物を描いた1515年の木版画
アルブレヒト・デューラー『犀』1515年、木版画(メトロポリタン美術館所蔵の刷り) サイと聞いて、どんな姿を思い浮かべますか。 灰色の分厚
ハイドン『告別』では、演奏中に楽団員が1人ずつ帰っていく——「交響曲の父」と最初に聴きたい5曲
ロンドン滞在中のハイドン(トーマス・ハーディ画) 104曲。 ヨーゼフ・ハイドンが生涯に書いた交響曲の数です。ベートーヴェンは9曲、ブラー
株の仲買人をやめ、タヒチへ——ゴーギャン『我々はどこから来たのか』にたどり着くまで
ポール・ゴーギャン『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』1897〜98年、ボストン美術館 1897年の暮れ。南太平
テルミンとは?手を触れずに弾く世界初の電子楽器と、レーニンの前で鳴った音
自作の楽器を演奏するレフ・テルミン 楽器は、触れなければ鳴らない。 弦をはじく、鍵盤を押す、皮を叩く、息を吹きこむ。人類が何千年も作ってき


















