大分県竹田市の岡城跡。滝廉太郎が『荒城の月』を作曲するとき思い描いたといわれる城の一つ 『荒城の月』は、たぶん日本でいちばん有名な「暗い歌
ロココ美術とは?フラゴナール『ぶらんこ』の飛んでいく靴から読む、18世紀フランスの「軽さ」
ジャン=オノレ・フラゴナール『ぶらんこ』1767年ごろ、ウォレス・コレクション(ロンドン) 森の奥、木漏れ日の中で、ピンクのドレスの女性が
サックスは金属なのに木管楽器——アドルフ・サックスが発明した「どっちつかず」の楽器と、裁判だらけの生涯
アドルフ・サックスが製作したアルト・サクソフォン(19世紀)、メトロポリタン美術館 サックスは、金管楽器ではありません。 金色に光る真鍮の
『麗子微笑』の手には青い実——岸田劉生が娘を「かわいく」描かなかった理由
岸田劉生『麗子微笑(青果持テル)』1921年、東京国立博物館 正直に言うと、初めて『麗子微笑』を見たとき、かわいいとは思いませんでした。
『G線上のアリア』はなぜ「G線」なのか?バッハの死から120年後に書き換えたヴァイオリニスト
『G線上のアリア』の原曲、管弦楽組曲第3番「エア」の第1ヴァイオリンの筆写譜 『G線上のアリア』。曲名は知っている。旋律も、たぶん頭の中で
肩紐が1本ずり落ちていた——サージェント『マダムX』と、パリを去った28歳の肖像画家
ジョン・シンガー・サージェント『マダムX(ゴートロー夫人の肖像)』1884年、メトロポリタン美術館 1884年5月、パリ。年に一度の官展「
『カノン』は8つの音を28回くり返す——パッヘルベルと、J-POPまで続く「カノン進行」
パッヘルベル『カノン』の筆写譜(19世紀の写し)、ベルリン国立図書館 結婚式で聴いた。卒業式でも、ドラマのBGMでも。 ゆっくりした低音の
河鍋暁斎とは?酔って描いた戯画で投獄された「画鬼」と、鹿鳴館を建てた英国人の弟子
河鍋暁斎『暁斎楽画 地獄太夫がいこつの遊戯ヲゆめに見る図』。骸骨たちの宴を夢に見る遊女 笞(むち)で50回。 明治3年(1870年)、一人
スーザフォンを作ったのはスーザではない——『星条旗よ永遠なれ』の「マーチ王」と、録音を嫌った楽隊長
ジョン・フィリップ・スーザ。1897年の肖像写真 スーザフォンは、スーザが作った楽器ではありません。 マーチングバンドの最後列で、金色の大
1940年、犬を連れた少年たちが降りた穴——ラスコー洞窟壁画、1万7000年前の動物たちの見方
ラスコー洞窟「牡牛の広間」の壁画。大きな黒い牛の角と、赤い鹿が重なる 1940年9月、フランス南西部の小さな町モンティニャック。 18歳の
「ドレミ」は誰が作ったのか?1000年前の修道士グイードと、賛美歌の歌い出し
修道士グイード(左)と、アレッツォの司教テオダルドゥス(右)を描いた中世の写本 ドレミファソラシド。 日本の子どもは、小学校に上がる前から
「美人画では娘にかなわない」と北斎は言った——葛飾応為『吉原格子先之図』の光と影
葛飾応為『吉原格子先之図』、太田記念美術館 北斎の娘、と言われても名前が出てこない。それで普通です。 葛飾北斎は知っていても、その三女が絵
ベニー・グッドマンとは?1938年、ジャズでカーネギー・ホールを満席にした「スウィングの王様」
クラリネットを抱えて譜面台に向かうベニー・グッドマン 「休憩は何分にしますか?」 1938年1月、ニューヨーク。演奏会の打ち合わせでそう聞
バイユーのタペストリーはタペストリーではない——長さ約70メートルの刺繍で読む1066年
『バイユーのタペストリー』より、空の彗星を指さす人々と、王座のハロルド(場面32〜33) 約70メートル。 通勤電車3両分を超える長さです
7つの惑星に、地球は入っていない——ホルスト『惑星』は星占いから生まれた組曲
グスターヴ・ホルスト。組曲『惑星』の作曲者(撮影:ハーバート・ランバート) ホルストの『惑星』は、宇宙の音楽ではありません。 テレビの宇宙


















