もしビートルズがこの世に存在しなかったら?ビートルズが消えた世界を描いた映画「Yesterday」感想とおすすめポイント

Mr.Hamaji
こんにちは!Doing ARTデザイナーのMr.Hamajiです

先月観た映画がよかったのでレビューを書きたいと思います。Yesterdayという洋画。
そう、誰もが知っているあのビートルズのイエスタデイです。

イエスタデイ

 

今回行った映画館は、池袋に新しくオープンしたグランドシネマサンシャイン

グランドシネマサンシャイン

 

今話題の4DXスクリーンや、IMAXなど、最新の設備が整う映画館です。

グランドシネマサンシャインのチケット売り場

 

Yesterdayあらすじ

イギリスの小さな海辺の町で、ミュージシャンを目指すシンガーソングライターのジャック(ヒメーシュ・パテル)。幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)の献身的なサポートも虚しくまったく売れずに音楽で有名になるいう夢に限界を感じていた。

そんな時、世界規模の原因不明の大停電が起こり、ジャックは交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ますと、史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズの曲やタイトルを言っても誰も理解していない。自分がコレクションしていたはずのビートルズのレコードも消え去り、ネットでビートルズを検索してもでてこない。ジャックは昨日まで世界の誰もが知っていたビートルズというバンドがこの世に存在していないことに気づく。ビートルズの存在や曲を知っているのは世界に自分一人だけ..。

何気なく友人たちの前で歌った“イエスタデイ”がジャックの人生や世界までも大きく変えていくことになる。

ジャック役の新星ヒメーシュ・パテル、エリー役のリリー・ジェームズ。フレッシュで個性的なキャストに加え、本人役で登場する世界的人気アーティスト、エド・シーランの出演が大きな話題を呼んでいる。

「トレインスポッティング」「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督と「ノッティングヒルの恋人」「ラブ・アクチュアリー」の脚本家リチャード・カーティスがタッグを組み、夢、信念、友情、愛情…ビートルズの楽曲がすべてのシーンを豊かに彩る。

 

Yesterdayのおすすめポイント(この先はネタバレを含みます)

1.ありえない設定がおもしろい

この映画の面白さは「大規模な停電により世界の何かが変わってしまいビートルズという存在が世界から消えてしまった。ビートルズや彼らの楽曲を知っているのは世界に自分一人だけ」という現実にはありえない設定です。

ビートルズの存在が世界から消えて、自分だけがあの数々の名曲を知る唯一の存在になったら、、あなたならどうしますか?

主人公の売れないシンガーソングライターのジャックは、事故の後に友人たちの前でビートルズのイエスタデイを弾き語りします。その時の周りの「なにこの素晴らしい曲!!!なんで隠してたの?」という反応がリアル。それをきっかけに、世界から消えたビートルズの曲を必死で思い出し、コピーし、発表し、すごい勢いで世に知られていきます。

この設定は面白かったですね。音楽をやっていないHamajiですら完璧に歌える曲がたくさんあるわけですから。歌が歌えたり、楽器を弾けたりしたら、主人公のジャックのように彼らの曲を完コピして売れようと考えるのは普通のことじゃないかと思いました。

映画を見ている観客はビートルズを知っているわけなので、主人公と同じ目線で映画の中のビートルズがいない世界をスリリングに楽しめるのがこの映画の醍醐味だと思いました。

 

2.エド・シーランが本人役で出演している

ビートルズの楽曲をメインに話が進みますが、面白いのはエド・シーランが本人役で出演しているところです。

しかも結構重要なキーパーソンとして。 ジャックの曲を偶然聴いたエド・シーランに見出され、彼のライブの前座としてツアーに同行するジャック。そこで世間はジャックとビートルズの曲を初めて知ることになります。

あんな名曲を一気に聞いたら、なんだこのすごいアーティスト!!!となりますよね。笑 そこから有名レーベルと契約し、メジャーアーティストへの階段を一気に駆け上がることになります。

最初にエドの役としてオファーされていたのは、コールド・プレイのクリス・マーティンだったそそう。

しかし、クリスは撮影前約2年におよぶツアーが終わったばかりで、家族との時間を作りたいからという理由でオファーを断ったそうです。そのため第二候補だったエドに白羽の矢が。クリスバージョンだったらどうなっていたのか。笑 その辺も気になりますね。

ビートルズについてエド・シーランは次のように語ってます。「僕の人生には常にザ・ビートルズがあったんだ。初めてザ・ビートルズの曲を演奏したのがいつ頃だったかは思い出せないけど、常にそこにあった気がする。

子供の頃に言葉を学んでいくのと同じで、小さい頃はザ・ビートルズの曲を覚えたものだったよ。ザ・ビートルズなら間違いなしだ。この作品はリチャードが脚本を、ダニーが監督を手がけ、ザ・ビートルズの曲があるわけだから、間違いないよ!」

劇中でのエドはビートルズを知らないという設定なので、ジャックが初めて披露するビートルズの名曲の数々に、ついに自分を超えるアーティストが現れたと彼を認めます。

また、「One Life」「Penguin」の2曲も楽曲提供してます。「One Life」は書き下ろしで、2曲ともサントラ盤には収録されず映画本編でのみ聴くことができるのでその辺も見どころ。

 

3.78歳になったジョン・レノンに会える

この映画で一番鳥肌立ったシーンが、ジャックがジョン・レノンに会いに行くシーンです。劇中で私たちは78歳になったジョン・レノンに出会えるのです。

ビートルズが存在していない世界のジョン・レノンの姿。船乗りとして、世界中を旅してまわっていたという設定になってました。

これは結構感慨深いものがあって、ビートルズの4人がもしビートルズを結成していなければ全く違う人生を歩んでいたのかもしれないなと。ビートルズじゃなかったら確かにジョンも暗殺されるようなことはなかったんだろうなと思ってしまいました。

劇中で登場したジョンの姿は、本当にそっくり。かなり驚きました。ジョン役を演じた俳優は、英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞しているロバート・カーライル。確かにうっすら似てますが、劇中でのそっくりっぷりはやばかったです。そのためのオーディションでもしたのかなと思ってました。

ロバートカーライル

ジョンが出てくるシーンはこの映画の大きな見どころの一つだと思います。

 

4.大規模なライブシーンがすごい

劇中には、たくさんの歌唱シーンがあり、ストリートから始まり、ライブハウス、野外フェス、最終的にロンドンのウェンブリー・スタジアムに立つクライマックスのライブシーンは圧巻です。

 

主演のヒメーシュ・パテルは、とてもいい声なので、彼の歌声とビートルズの名曲にぐっと引き込まれてしまうでしょう。

 

5.本家ビートルズのお墨付き

映画を観たあと一番に思ったのは、これってビートルズのメンバーも観たのかなーという単純な疑問でした。

帰ってから調べてみると、ポール・マッカートニーは、一般人に紛れて同作を鑑賞したことを人気トーク番組の「The Late Show with Stephen Colbert(ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア)」に出演した際に明かしていたそうです。

しかも「すごくいい映画だと思った」とベタ褒め。ということは、78歳になったジョンにポールが会えたんだ!と思って、なんだか勝手に嬉しくなりました。笑

 

Yesterdayの個人的感想

この映画を選んだのは、ビートルズの曲が軸になっているというのと、大好きなラブ・アクチュアリーの脚本家が手がけたという点が大きかったです。あと、相手役のリリー・ジェームスのファンというのもありました。笑 ほんと超可愛いです。

総合的な他の口コミとかを見ると、割と辛口な意見も多かったですが、Hamaji的にはまた観るだろうなと思える作品となりました。ビートルズの曲を通して人生が変わって行く主人公の心情が面白かったです。

また、主人公が自分だけがビートルズを知っているという最高においしい状況なのにそれを悪用しない心の美しさと、どんなに成功しても決しておごり高ぶることがないという性格の良さが伝わってきたのがよかったです。

Hamajiも音楽が大好きですが、普段当たり前のように聞いている音楽でも、大好きなアーティストに出会えていなかったら、、いろんなこと乗り越えられてなかったかもなと思います。そういう意味で、音楽って自分の人生を豊かに彩ってくれているものなんだなとあらためて思いました。

日本に先駆けて公開を迎えた北米では、公開週のザ・ビートルズ作品の売上げがアルバム換算で前週比の約26%増となる5万4千枚を記録したそうです。これからも世界中から愛され続ける音楽ですね。

いかがでしたでしょうか?ちょっとでも面白さが伝われば幸いです。

では。

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