ポートフォリオにのせれる作品がない!お勤めデザイナーのための自主制作のすすめ

/ 12月 14, 2017/ Mr.Hamaji, デザイン/ 0 comments

こんにちは、こんばんはMr.Hamajiです。

デザイナーになって10年以上が経過し、一番悲しかったこと。

それはポートフォリオにのせられる作品が圧倒的に少ないこと。

グラフィックデザイナーのみならず、会社勤めのクリエイターには多いんじゃないでしょうか?このお悩み。

デザイナーの面接はポートフォリオで決まる。もちろん人柄やトーク力等も大切ですが。どれほどのものが作れるのか、まずはそこから。
新卒の時は学生時代作った作品をポートフォリオにまとめ、東京にきて友達とウィークリーマンションを契約し、3週間と期限を決めて手当たり次第何社も受けました。
本当ひどい作品ばかりだったので、1社目受かったのは徹夜でもなんでもしますという必死さと、フレッシュさを買われてだったのだと思います。

問題は2社目。1社目を退職し、2社目の面接時にすごくショックな出来事が。

「この作品のADはあなたじゃないよね?あなたはデザイナーとしてこの仕事に関わっただけでしょ?これはあなたのポートフォリオに堂々とのせていいものではないんじゃないの?」

チーン。頭の中で音がしました。その後何も言えなくなってしまい、面接は強制終了。

2社目の面接に使用したポートフォリオの中身は1社目の会社の作品メイン。ADの元でデザイナーとして制作した作品たち。メインで手を動かしたのは自分。でも上司であるADがジャッジを下し、まとめていた仕事。ADの指示のもと、デザインしただけ。まじか。

その後もこの問題には大いに悩まされてきた。どんなに大きな仕事をメインでやっていたとしても、ADが上にいればADの下に名前がクレジットされる。そしてWEB上に作品をアップすることも許されない。有名クリエイタークラスにならないと、ほとんどがそう。これじゃあ私の名前って残らなくない?どうやって自分をデザイナーとして売ったらいいの?

この状況打破のために始めるべきことが自主制作。

会社のためにスキルを捧げたい、会社の中で大きな仕事をして出世したい。それはそれですごくいいと思います。会社の仕事を思う存分頑張ってください。

ただ自分の好きな仕事をしたい、自分の名前を売りたい、独立したい。
そう考えているなら、今すぐ自主制作を始めるべき。自分は7年前からちょこちょこと始めて、今やっと自分のポートフォリオは会社勤めぶんが半分、自主制作ぶんが半分くらいの割合に到達しました。

自主制作って何から始めたらいいの?

 

その1. Macを買おう

会社でしか作業できない。それじゃあやはり会社の作品しか増えない。とりあえず家で作業できる環境作りから。
iMacで一番安いやつだと12万ちょいです。12回払いで金利0%だから月1万出せば自主制作の環境が手にはいります。

 

会社で空き時間に作業OKとかなら、MacBookもいいです。会社の大画面でデザインの仕上がりを確認し、家以外でも会社帰りとかいろんなところで作業できるから。私の働き出してからのMac購入履歴は、Macbook→Macbook→iMac(なう)です。
会社勤めの時は、ずっとMacbook。やはり会社の大画面で最終的な解像度のチェックをしてたので、自主制作用は持ち運びできるMacbookメインでした。

 

その2.人を巻き込もう、巻き込まれよう

自主制作といっても、一人で何かを始めるってなかなか難しい。誰かを巻き込むのが一番手っ取り早いです。
自分の場合、一番最初の自主制作はストリートミュージシャンをやっていた友人のCDジャケットデザイン。
なんか作品作んないとな、でも何やったらいいだろう?と一人で重い腰を上げられずにいた時に、ちょうどそんな話がきてこれだと思ってOKしました。

ここで注意して欲しいのは、お金を意識しないこと。一発目からお金を期待して自主制作を始めちゃうと大変。お金目当てならクラウドソージング1000本ノック or 空いてる時間にデザイナー派遣をやった方がいいと思います。

 デザイナー派遣って実際どうなの?

自主制作において大切なのは、自分が作りたいものを選ぶこと。楽しめるかどうか。これがないと絶対続かないです。

自分が作りたいと思ってるものなら、やってて楽しい→その分野でのスキルアップにつながる→ポートフォリオに入れれる→プラスでしかない。
そして一人じゃなく誰かと作る方が楽しいし、継続できます。私は音楽が好きだったからCDジャケットだったけど、そんな些細なきっかけが全て今につながっている。食べることが好きならいろんな居酒屋やカフェのメニューを作ってみたり、ファッションが好きならアマチュアデザイナーのブランドのロゴから提案してみたり。今はSNSがあるんだからいくらでも人を巻き込んで自主制作を始められると思います。

その3.思い通りにできる自分のブランドを作っちゃえ

自主制作をどこかで発表することができれば、もっと仕事につながるのではないかな。と思って始めたのがデザインフェスタへの出展。どんなプロセスを踏んだのか、おもしろいのでちょっとシェアします。

デザフェスに出展して利益がでるまでの流れ

これら全て自主制作にあたるので、もちろんポートフォリオに入れられます。本気になればなるほど、アピールポイントになり得るし、継続していけばそれだけポートフォリオはどんどん分厚くなります。
自主制作何すればいいのって人にデザインフェスタはおすすめです。誰でも出せるし、いろんなクリエイターに出会えることは刺激になります。自分自身の趣味も増え、それをブランド化しちゃえばいいです。

その4.クラウドソージング

もっと手軽に、一人で時間をかけずにできる自主制作がいい。そんな人にはクラウドソージングがおすすめ。

依頼側がクラウドソージングのホームページ上に具体的な仕事の内容や発注の条件、金額などを提示し、クラウドソージングのホームページの会員の中から依頼先を募集するやり方。
複数の応募者を募ってそのスキルを見極めて適任者に依頼する形をとったり、制作物依頼やアイデアを募る仕事などでは作品を提出させて気に入ったものを買い取るいわゆる「コンペ」の形をとったりすることもあります。
日本だとこの2社が有名です。

●ランサーズ
https://www.lancers.jp/

●クラウドワークス
https://crowdworks.jp/

ただ最近は企業で応募している人たちも増えているのでもちろん競争率は高いです。しかしテーマがあり、コンペで戦うことができるのでデザインを始めたい!って人が挑戦する自主制作としても一番手っ取り早いものかもしれないです。
一つの案件で、競合相手がどんな作品を作ってくるのか、どんな傾向が好まれるのか、全てここで学ぶことができ、採用されたらもちろん自分の作品としてポートフォリオに載せることも可能。
自分は一時期毎日のようにロゴを作ってコンペに応募してました。カタログやフライヤーの案件は、レイアウトから考えなければいけないが、ロゴは短時間で制作可能なので。サクセスしたのはほんの数件だったが、作る時間はすこぶる早くなりました。最初1つのロゴを作りブラッシュアップして提案するまでかかっていた時間は3、4時間。これが今ではだいたい1、2時間あれば作れるように。スキルアップの要因としてこれはすごく大きいです。
上手くいけば収入や新規クライアントの獲得にもつながるのでどんどん挑戦したほうがいいです。

 

1から4を実践した結果、0だった私の自主制作ポートフォリオは会社勤め時の作品と並ぶ量に膨れ上がりました。面接でこれはあなたが全て作ったんですか?と聞かれたらそうですと言えるし、堂々とwebにアップできる作品たち。
ここからもっと仕事につなげていくことができると思っているし、現にそうやって仕事のチャンスにつなげた人はたっくさんいます。

そりゃあ会社でやった仕事を好き勝手にアップできたら最高だけども。
今はコンプライアンスだのなんだのとすぐ叩かれる時代なので。

そんな感じでどんどん作って独立しましょう!

では。

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