年末年始に見たい 元気が出るおすすめ映画 20選【洋画編】
さて、いよいよ今年も残すところあと一週間ですね。
年末年始のはどのように過ごされるでしょうか?大晦日に大掃除をしたり、年初めに新年の目標を考えたり。新しい年を迎える際はなにかと気持ちの整理もつけやすいですよね。今回の記事では、そんな年末年始に見たい元気が出る映画20選【洋画編】をご紹介したいと思います。
今年公開の作品から、旧作まで。ホラー?サスペンス?感動モノ?とか色々考えましたが、今回はHamajiが実際に見て元気になった作品を厳選しました。新年をポジティブな気持ちで迎えたい方は是非参考にしてください。※番号つけてますが順位ではありません。
それではいってみましょーう!
年末年始に見たい 元気が出る映画 20選【洋画編】
1. なにもかもが正反対な男2人の実話ロードムービー「グリーンブック」
まずは2019年見た映画の中で一番よかったグリーンブック。
ロードムービーって一緒に旅してる感を楽しめるので好きなんですが、こちらは旅を通して変化する2人の男性の心情や、浮き彫りになる昔のアメリカの黒人差別問題など。シビアな内容も含んでいるのですが、主人公2人のコミカルなやりとりは差別問題などのシリアスさを和らげてくれます。見終わった後、とてもあたたかい気持ちになれる映画です。そして実話と知ってびっくり。記事に感想をまとめてるので見終わった方は是非。
2. 新年を迎える時に見たい!ハッピーの詰め合わせ映画「ニューイヤーズ・イブ」
新年をハッピーに迎えたい方にとってもおすすめなのがこの映画。ニューイヤーズ・イブとは日本語で大晦日。大晦日のニューヨークを舞台とした様々な人達の親子愛、恋愛、友情を繰り広げるオムニバスストーリー。
クリスマスや、カウントダウンなど、冬は特にいろんなイベントがあるので家族や恋人がいない人は孤独に感じる季節かもしれません。この映画に出てくる主人公達もそういった孤独に絶望したり、絆を失ってしまった人々。
それぞれのストーリーを見ていると、幸せの形って決して一つではないんだなと気づかされます。特別な日だから特別なのではなく、特別な人と過ごせたら何もない日でもそれだけで特別な日になるんだなということ教えてくれる映画でした。
SATCのキャリー役でおなじみのサラ・ジェシカ・パーカーや、ハイスクールミュージカルのザック・エフロンなどの人気俳優陣に加え、ジョン・ボンジョビがミュージシャン役で登場。Gleeのリア・ミシェルとのセッションが最高です。ニューヨークのカウントダウンはいつか必ず行ってみたい。
3. ファッションの祭典メットガラを舞台に繰り広げられるクールでスカッとする犯罪映画「オーシャンズ8」
ブラピやマット・デイモンでおなじみの人気シリーズ、オーシャンズの女性版です。オーシャンズ11をリブートした作品だそうですが、時系列上はオーシャンズ13から続く物語となってます。これまでのシリーズも男らしさ全開でかっこいいですが、今回の主人公達は全員女性。
とにかく注目して欲しいのが、主役的な立ち位置のサンドラ・ブロックとケイト・ブランシェット。この二人の姉御がやってくれます。佇まいから美しすぎる&かっこよすぎる。バイクにまたがる姿とか、、たまりません。女のHamajiが見ても惚れてしまう。笑
そして歌手のリアーナが天才ハッカー役で出演。これまたかっこよすぎて、、見終わった後、女優・リアーナのファンになる人多いと思います。
舞台となるメットガラは、ニューヨークのメトロポリタン美術館で実際に開催されている大きなファッションの祭典。それぞれの女優達のドレスアップした姿は圧巻の美しさ。非常にテンポが良いのであっという間の2時間です。見終わった後のスカッと感半端ない。
4. ニューヨークの街角が録音スタジオに?音楽の素晴らしさを教えてくれる「はじまりのうた」
音楽が好きな人に是非見て欲しいのがこちらの映画。ニューヨークが舞台ですが、華やかなニューヨークというよりも路地裏や、ビルの屋上、地下鉄のホームなど、リアルなニューヨークが描かれています。
落ちこぼれた音楽プロデューサーと、彼氏に裏切られた傷心のミュージシャンが音楽を通して再生していくストーリー。
みどころはなんといってもニューヨークの街角を舞台に繰り広げられるゲリラレコーディングシーン。そして、主人公の彼氏役はマルーン5のアダム・レヴィーンなので、彼が歌うシーンはそれだけで見ごたえあります。
主人公のキーラ・ナイトレイが、失恋から再生してどんどん強く美しい表情に変化していくところがすごく好きでした。音楽は魔法ですね。この映画好きすぎて、ニューヨーク行った時もロケ地行きました。笑
5. ホーム・アローンの監督 × 故ロビン・ウィリアムズ主演のファミリーコメディ「ミセスダウト」
古い映画ですが、今見ても元気になれるのがコメディアンとしても活躍していた故ロビン・ウィリアムズのミセスダウトです。彼は、声優としてもディズニーのアラジンでジーニー役を務めてます。
ミセスダウトでは、離婚によって子供達と引き離されてしまった売れない役者の夫が、子供達といつも一緒にいたいためメイクアップアーティストの兄の手を借りて家政婦のおばさんに変装して子供達を見守るというお話。
監督がホーム・アローンのクリス・コロンバスなので、非常にコミカルで笑えます。ロビンの女装姿は完全におばさん。笑
こんな自由すぎる旦那嫌だよなと思いつつ、子供達のために必死に家政婦の仕事に奮闘する姿は見ていてとてもあたたかい気持ちになります。
6. キアラ・セトルの歌唱シーンで涙腺崩壊「グレイテストショーマン」
この映画を見たのは、旅行帰りの飛行機の中だったのですが、隣の人いるのに涙が止まらなくて大変でした。笑 19世紀のアメリカで活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画です。
レ・ミゼラブルでもすばらしい歌声を披露してくれたヒュー・ジャックマンとタッグを組むのはハイスクールミュージカルの人気俳優ザック・エフロン。
彼もほんと歌もダンスも上手い。しかし、そんな二人の印象を消し去るほど強い感動を与えてくれたのはレティ・ルッツ役に抜擢されたキアラ・セトルが歌う「This is Me」。
このシーンは、人と異なる風貌に生まれ、差別を受けてきた主人公たちが、ありのままの自分で生きることを決意して歌うシーン。日本語の字幕をしっかり見てほしいです。
差別を受け、苦しみ、その痛みを背負いながらも力強く行きていこうとする人々。
多くの人が外側だけの美しさに囚われて生きていると思います。それで苦しんだり、自殺してしまう人までいるので、
人間にとって目が見えることって本当に幸せなのかな?と疑問に思ってしまうこともあります。「This is Me(これが私)」と強く生きる姿に勇気をもらえる作品です。
7. 働く女性を元気にしてくれる映画「プラダを着た悪魔」
個人的に人生で一番多く再生した映画はこれだと思います。わかりやすい。笑 ファッション誌VOGUEの編集長アナ・ウィンターがモデルになってます。
映画の中では VOGUEはRUNWAYという雑誌で、カリスマ編集長のミランダ役はオスカー女優のメリル・ストリープ。
最初はファッションに興味がなく、垢抜けなかったアンハサウェイ演じる主人公が、厳しくストイックなボスと、有名ファッション雑誌の仕事を通してどんどん洗練されて変わっていくわかりやすいサクセスストーリー。
この作品のスタイリストはSATCのパトリシア・フィールドなので、衣装は全て真似したくなるほどおしゃれ。仕事と恋愛の両立など、扱うテーマも忙しい社会で働く女性が共感しやすいもの。働く女性を元気にしてくれる作品です。
今年、VOGUEの企画で、主演のメリル・ストリープとプラダを着た悪魔のモデルとなったVOGUEの編集長の対談がありました。こちらも面白いので是非。
8. なんか色々どーでもよくなる100%ポジティブなインド映画「きっとうまくいく」
インド映画の傑作。元気ない時に、あまり期待せずアホっぽいサムネにつられてふらっと見たのですが、めっちゃ元気になりました。笑
ニューデリーの名門工科大学に入学した3人の新入生が巻き起こす珍騒動を描きながら、同時並行で10年後の物語がミステリー仕立てで展開されてます。主人公の3人がアホすぎてほんと最高。3時間の長編ですが、ちっとも中だるみしません。
インド映画特有の、謎のミュージカルシーンもこれはコミカルすぎるのでほんと笑えます。人生うまくいかないこともありますが、まあいいか、なんとかなる!と明るい気持ちにさせてくれる映画。落ち込んでる人はすぐ見ましょう!きっとうまくいく!
9. ライアン・ゴスリングがリアルドールに恋?ハートフルなコメディ映画「ラースと、その彼女」
君に読む物語や、ラ・ラ・ランドでブレイクしたライアン・ゴスリング主演。相手役は、ビアンカと名付けられたリアルドール(まあちょっとエッチな人形です)です。
アメリカの小さな田舎町に住む、心優しき青年ラース(ライアン・ゴスリング)は極度のシャイ&女性と接することがとても苦手。ある日、紹介したい女性がいると家族に打ち明けるラース。お相手はリアルドール→家族パニック。笑
リアルドールを題材とした映画は日本だと空気人形が記憶に新しいかと。そっちは結構生々しくてハッピーという内容ではなかったですが、この作品はまったくいやらしさとかがありません。むしろだんだんビアンカ(リアルドール)が普通に彼女に見えてくる。笑
ラースのピュアさと、それを支える家族や町の人達の温かさがとってもハートフル。ビアンカにしか心を開かなかったラースが、彼女を通していろんな人たちと心を通わせていく姿が印象的でした。
10. 映画史に残る名作「フォレスト・ガンプ / 一期一会」
この映画を初めて見たのは小学生の頃なんですが、子供ながらにすごく感動して元気をもらったのを覚えてます。
人より知能指数は劣るものの純真な心を持ったガンプが、アメリカの激動の時代を駆け抜けた波乱万丈な人生を描いた映画。アカデミー賞で作品賞ほか6部門を受賞したヒット作。主演は名優トム・ハンクス。
トム・ハンクス演じるガンプは、知能指数が人よりも劣ってたのですが、母親が普通の子供と同じように育てるんですね。これを見てると教育ってほんと人の人生をも左右するんだなーと思います。全く悲壮感なくまっすぐにのびのびと生きるフォレスト・ガンプと彼が出会うあたたかくて優しい人々。彼の人生から学ぶものはとても多いはずです。
11. 総勢19名の豪華キャスト!ロンドンが舞台の心温まるクリスマス映画「ラブ・アクチュアリー」
これはどちらかというとクリスマス映画ですが、好きすぎて欠かせないので入れときます。笑 クリスマスをひかえたロンドンが舞台。英国首相役のヒュー・グラントはじめ、妹役のエマ・トンプソン。
エマの夫役はハリポタのスネイプ先生でおなじみのアラン・リックマン。さらにコリン・ファース、キーラ・ナイトレイなど豪華キャストの共演。
この映画のすごいところは、イギリス首相の恋愛、中年夫婦の夫の不倫、妻に先立たれた夫と子供の親子愛、言葉が通じない者同士の恋愛、親友の妻に恋した男性の失恋など、それぞれのストーリーがオムニバス形式で描かれるのですが、最終的にどんどん話が繋がっていくんですね。それもクリスマスに向けてどんどん盛り上がっていく感じで。
オムニバスという点では、最初に紹介したニューイヤーズ・イブと似た形式です。どのストーリーもしっかり描かれていて、全然薄っぺらくないです。泣けるストーリーもあれば、複雑な心境になるものもあったり、心温まるストーリーもあったり。
いろんなストーリーがあるので、今の自分の心境と重なるものもあるはず?
今年見た映画50選書き始めたけど、すでに終わる気がしない。笑
クリスマスが近いので大好きなラブアクチュアリーのサントラ聴きながら。
ヒューグラントのこのシーンほんと好き。上がる。いい映画よなー
#ラブアクチュアリー #そしてHamajiも踊り出す pic.twitter.com/RWRXV9zbGz— Mr.Hamaji (@hamaji_mr) December 17, 2019
12. 天使にラブソングを好きな人なら絶対好き「ジョイフル♪ノイズ」
作品の中に天使にラブソングをは絶対入れたかったのですが、もうこれは誰もが知ってるハッピー映画かなと思ったのであえてこちらをチョイスしてみました。天使にラブソングをシリーズが好きな人なら絶対楽しめる全米聖歌隊コンクール「ジョイフル・ノイズ」に向けて奮闘する小さな町のコーラス隊の物語。
ヒップホップアーティストとしても有名なクイーン・ラファティアや、カントリーシンガーのドリー・パートンなど、実力派の歌唱シーンがみどころ。マイケルジャクソン、ポールマッカートニーなどの誰もが知ってるヒット曲が使われているのも嬉しい。クライマックスに向けて盛り上がっていくミュージカルシーンはこっちまで踊りだしたくなっちゃいます。
13. 70歳のシニア・インターンのベン(ロバート・デ・ニーロ)に学ぶ人生観「マイ・インターン」
アンハサウェイが出る映画って、どうしてこうもハズレがないのでしょう?プラダを着た悪魔では、厳しい上司に鍛えられ成長していく部下役を演じたアンですが、今回はファッションサイトを運営する女社長の役です。
そして、彼女の部下を演じるのは、ゴッドファーザーPART2などの数多くの犯罪映画に出演しているため、強面のイメージがあったロバート・デ・ニーロ。
華やかなファッション業界で成功し、結婚してプライベートも充実、現代女性の理想の人生を送る主人公。
そんな彼女の部下に70歳のシニア・インターンとしてデニーロ演じるベンが雇われます。40歳差の2人の上司と部下。70歳のベンの言葉や行動の一つ一つが、主人公の生き方を変えいきます。
もうこの映画は、ロバート・デ・ニーロの素敵紳士っぷりを学ぶ映画と言ってもいいかもしれません。笑
それくらい、デニーロが魅力的に描かれてます。70歳の新人なのに、けして驕り高ぶることなく常に紳士で新しいことを吸収しようとするデニーロの姿は、アンだけでなくまわりの同僚にも影響を与えていきます。
「音楽家の引退は、自分の中に音楽が消えた時。私の中にはまだ音楽があります」この言葉はインターンの面接を受ける際のデニーロの言葉。今でも好きな言葉です。終始ニコニコのデニーロに癒されましょう。
14. アル・パチーノの演説シーンを見よ!「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」
こちらも1992年のちょっと古い映画ですが、主演のアル・パチーノがアカデミー賞最優秀男優賞を受賞した作品。盲目の退役軍人(アルパチーノ)と、バイトで彼のお世話をすることになった学生の交流を描いた作品。
田舎から名門校に奨学生として通う優秀で真面目な苦学生チャーリー・シムズ(クリス・オドネル)。とても優秀な彼ですが、周りがお金持ちばかりなので、彼らとは距離を置いてます。
そんな中、クリスマスに田舎の実家に帰る旅費のためにバイトをすることに。そこでフランク中佐(アルパチーノ)のお世話として働くこととなり二人は出会います。
ある事故で盲目になってしまったフランク中佐は口が悪くて破天荒。年齢も生きる環境も全く違う2人。姪家族が旅行にいく期間を狙い、チャーリーにある計画の実行のためにニューヨークに連れて行ってくれとお願いするフランク中佐。
このニューヨークの旅を通して師弟のように、親友のように、親子のような関係になっていく二人。みどころはアル・パチーノの素晴らしすぎる演説シーン。最初にこのシーンを見るだけでも、この映画見ようとなると思います。フランク中佐、めちゃくちゃかっこいいです。
15. ディズニーの傑作アニメの実写版「アラジン」
こちらは今年公開のヒット映画ですね。ほとんどの人がアニメで一度は見たことがあるであろう作品なので、そこまで期待してなかったのですがいやー最高でした。ディズニーってやっぱ裏切らないです。ディズニー好きの友人は10回以上見たそうです。笑
ジーニー役のウィル・スミスはもはや青い肌がデフォルトに見えてきます。笑
貧しくも心豊かな青年アラジンと、王宮の暮らしに窮屈さを感じ自由を求める王女ジャスミン。そして、3つの願いを叶えることができるランプの魔人ジーニー。普段生きている中ではなかなかお目にかかることはないアラビアンな世界。魔法のじゅうたんに乗って二人が歌う名曲「ホールニューワールド」のシーンはディズニー好きなら憧れちゃいますよね。見終わった後も魔法にかかったような素敵な余韻が続くファンタジームービー。
16. 失恋から立ち直るまでの旅を描いた映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
こちらもDVDを買ってしまったほど好きな映画です。恋する惑星のウォン・カーワァイ監督に、シンガーのノラ・ジョーンズと人気俳優のジュード・ロウ主演。
傷心の男女恋愛物語ですが、この映画の素晴らしいところは冒頭で傷心の2人の男女が出会うのですが、すぐにはくっつかず、あえて距離が離れたところに身を置いて自分自身を見つめなおす時間を過ごし、いろんな人との出会いによって成長してから、新しい恋愛に踏み出すという点。
失恋の癒し方など人それぞれなので、新しい恋をするでも、遊ぶでも、仕事をがんばるでも、自分磨きをするでもなんでもいいと思うんですが、ノラ・ジョーンズ演じる主人公の、様々な場所で働きながらお金が貯まったら数ヶ月ごとに移動みたいな生活はいつか自分もやってみたいなーと思いました。
主人公が旅先で出会う人たちは、別れた妻を忘れられないアルコール中毒症の警察官だったり、カジノでポーカーに興じる女性だったりまあキャラが濃いのですが、彼らの人生から学ぶものはとても多く見ている側もいろんなことを考えさせられると思います。失恋中の方に是非見て欲しい作品です。
17. 重いテーマを扱っているのにコミカルでハートフル!愛が溢れた映画「ライフ・イズ・ビューティフル」
高校の時に家族と見て親子で号泣した思い出の映画。笑 でも、最後に流れるのはとっても温かい涙のはず。
ナチス・ドイツ時代の物語で、主人公のグイド一家はユダヤ系イタリア人なので、舞台はユダヤ人迫害による強制収容所。
これだけ聞くと、すでに残酷すぎて無理という方もいるかもしれませんが、こんなに重いテーマを扱っているのに、この映画は主人公グイドの明るさと、家族への愛に溢れていて、悲壮感を感じずに見ていられるんですよ。本当に。
強制収容所では、男女で場所を分けられるので、グイドと息子のジョズエは妻であるドーラと引き離されてしまいます。幼いジョズエはお母さんと引き離されて不安でいっぱい。
そんなジョズエに、グイドは嘘をつきます。「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、1000点たまったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ」と。
ここからクライマックスまでの流れがもうほんとに天才。あったかすぎ。泣けるけど笑えて、笑えるけど号泣。
愛ってすごいな、人生って美しいなと。タイトルのまんまですが、心からそう感じられる映画だと思います。
18. キュートでポジティブな主人公トレイシーの魅力弾けるハッピーミュージカル「ヘアスプレー」
1962年の黒人差別の風潮が色濃く残るアメリカのボルチモアを舞台にしたミュージカルです。主人公のトレイシー(ニッキー・ブロンスキー)はダンスとオシャレが大好きなビッグサイズの女の子。
トレイシーの母親であるエドナ役を演じているのはサタデー・ナイト・フィーバーで70年代を一世風靡したジョン・トラボルタ。女装で、しかもビッグサイズということで特殊メイクをほどこして歌い踊るトラボルタ。笑 これがまたキレッキレで素晴らしいのです。娘と真逆の性格で、体形を気にしてネガティブなエドナ。
歌とダンスを通して、周りの人まで幸せにしていく娘に影響を受けてエドナのマインドもどんどんポジティブに変化していきます。
黒人差別が色濃く残る時代の話なので、差別の描写はでてきますが、新しい時代を切り開こうと偏見や差別に立ち向かうトレイシーや仲間たちの姿に感動します。
体形など全く気にせず、いつでもポジティブで天真爛漫な彼女の笑顔は多くの人を元気にしてくれます。
19. でこぼこコンビの青春コメディ「21ジャンプストリート」
とにかく笑ってスカッとしたいという方におすすめなのがこちらの作品。2012年公開のアメリカのアクション・コメディ映画です。
1987年のジョニー・デップ主演による同名の人気テレビ・ドラマ・シリーズを原作に、ジョナ・ヒル、チャニング・テイタムら出演で、青年犯罪撲滅のために高校で潜入捜査をすることになった新人警官コンビが、思いのほか高校生活をエンジョイしちゃう様子を描きます。
この映画の良いところは、気負いせず終始笑ってでこぼこコンビのアホっぷりを見てられるとこです。笑映画ってしっかり見なきゃと構えてしまいがちなのですが、これはおやつ片手に気楽に見れる映画だと思いますね。男ってほんとアホで、でもかっこよくて。青春って、友情っていいなと思える作品です。
20. 主人公に学ぶ、希望を持って生き続けることの大切さ「ショーシャンクの空に」
最後は名作で締めたいと思います。1994年に公開されたアメリカ映画。刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマンドラマです。
無実の罪で収監された元銀行副頭取アンディ役はティム・ロビンス。長年ショーシャンク刑務所に入っている囚人レッド役はモーガン・フリーマンです。
これはどちらかというと、しっかり向き合って見たい映画。主人公のアンディは無実の罪で収監されるわけですから、もうなんでこうなっちゃうの!むごすぎる!ともどかしくなるシーンも多いです。ですが、そんな中でも決してあきらめずに自分を信じて脱獄の計画をコツコツと実行していくアンディの姿は希望そのものですね。レッドとの友情も熱い。今、何かと戦っている人や夢を諦めそうになっている人には是非見て欲しい名作です。
ラスト、もう一つ。現在公開中ですごく元気になったのは、ビートルズが消えた世界を描いた映画「イエスタデイ」です。絶賛放映中。記事にレビューをまとめたので気になる方は是非。
いかがでしたでしょうか?人それぞれ好みもあるかとは思いますが、この20選はHamajiを実際にハッピーにしてくれた元気実績がある作品たちです。参考になればと思います。
次回は邦画編をお送りしたいと思います!
では。