美食県秋田 創業150年 佐藤養助商店の稲庭うどんの美味しさを広めたい
あっという間に12月になってしまいましたね。2018年は55本の記事UPを目指しているので、急ピッチで書いております。河北さんはすでに188記事ですからね。いつもトップ画面からHamajiの記事がすぐ消えてしまうのでがんばらないとです。
さて、前回の記事では秋田のおすすめ紅葉スポット小安峡を紹介しましたが
今回は秋田県南の名物・稲庭うどんをご紹介したいと思います。
稲庭うどん
稲庭うどん稲庭うどん(いなにわうどん)は、秋田県南部の手延べ製法による干しうどんである。日本三大うどんのひとつに数えられる。ひやむぎより太く、やや黄色味かかった色をしている。製法としては、うどんというより、そうめんに近い。打ち粉としてデンプンを使う点や、平べったい形状が特徴。ひねりながら練るという独特の製法により、麺は気泡により中空になっている。そのため滑らかな食感が得られる。
Wikipediaより
日本三大うどんだったということをはじめて知りました。
秋田名物はたくさんありますが、人気のきりたんぽ鍋や、比内地鶏は県北地方(地図でいうと青森に近い上の方)発祥の名物です。Hamajiは県南地方(地図でいうと山形に近い下の方)で、稲庭うどんや十文字ラーメンなどの麺ものの名物がなぜか多いですね。
稲庭うどんは給食にも出てくるほどの地域に馴染んだローカル麺で見飽きていたのもありますが、うどんよりそば派だったのでこれまで進んで食べるようなことはありませんでした。しかし今回の帰省は友達との秋田観光も兼ねていたため、せっかくなので名物をと思い普段は行かない稲庭うどんの老舗に行くことにしました。
佐藤養助 総本店
こちらは創業なんと150年以上の老舗。Hamajiが小さい頃から地元のCMでも毎日のように流れていました。
webサイト → https://www.sato-yoske.co.jp/shop/head-shop/
秋田県内にもたくさん店舗がありますし、東京にも5店舗、海外(アジア)にも店舗を拡大しております。今回は、稲庭うどんの製造工場も見学できる秋田県湯沢市の佐藤養助総本店におじゃましました。小安峡に行く途中にあるので、紅葉観光がてら立ち寄るのもおすすめです。
中に入ると、立派なお座敷が迎えてくれます。
土日は混んでるかもしれませんが、平日だったので工場見学は並ばずに見ることができました。※ただしお食事の方は平日でも並ぶほど混んでます。
食事前に、稲庭うどんの工程を窓越しにですが見学しました。こちらは練りの作業が行われている所。この時は人がいませんでした。
前に進んで行くと、ちょうど従業員の方達が伸ばしの作業をしていました。うどんをけたにかけて、手でさすりながらのばしてこの後一昼夜乾燥させるそうです。中までしっかり乾燥するように状態を見なければいけないらしいのでこれも職人の作業ですよね。
最後の部屋は、選別の作業場でした。裁断したうどんを1本1本、目と手で確認して手作業で選別しているそうです。
作業場の外にはたくさんのトロフィーや賞状がありました。
いろんな人の手作業によってうどんが作られているんだということを胸に刻みつつ、いよいよ食堂へ。メニューも豊富で、タイカレー風味のつゆ等もありました。
Hamajiは梅しそおろしうどんにしました。これが、、すっっっっっっごくおいしかった!!!!!
ちょっと衝撃すぎたんですが、今回帰省していろんな美味しいもの食べましたが、何よりも美味しかったのがここのうどんです。もう、つるっつるで麺が細くなめらかでのどごし最高。梅おろしとわさびとの相性抜群です。何杯でもいける気がしました。母はタイカレーのつゆにしていたのですが、そちらも味見しましたがすごくおいしかったです。すでにもう食べたくなって来たので今度東京の店舗にも足を運ぼうと思います。
佐藤養助商店 店舗はこちら → https://www.sato-yoske.co.jp/shop/
帰りはおみやげショップで、稲庭うどんを買って帰りました。しかし自分で作るより、お店で食べる稲庭うどんは全然違いますね。ほんと絶妙のつるつる麺でおいしかった。
総本店の外には、現在本社工場建設中でした。
こんなのどかなところから全国、世界へと飛び立つうどんが生まれるのですね。すばらしいです。もっと広めていきましょう。
稲庭うどん、是非食べてみてください。
では。