フィンランド タンペレへムーミンに会いに行った物語

Mr.Hamaji
こんにちは!Doing ARTデザイナーのMr.Hamajiです

北欧フィンランド、この地に魅せられたのは映画「かもめ食堂」を見た日から。

小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりがフィンランドで食堂をやるっていうゆるーい映画。特に何の事件も起きないまったりとした映画です。この映画を見てフィンランドの街の雰囲気や、フィンランド人の穏やかさがとても伝わってきたので、いつか絶対行こうと決めておりました。このかもめ食堂は、実際にヘルシンキに店舗があるのでスケジュールにも入れてとても楽しみにしてました。

 

映画のまんま、、。かわいい。さて、楽しみにしていたシナモンロールとコーヒーを飲むかと入口へ。

この日フィンランドは夏至にあたり、国内でも大きな祭日。ほとんどのお店が閉まっていて入れないという悲しい結果に。写真撮れたからいいもん。。

webサイト → http://www.kamome.fi/

日本人オーナーが経営しております。おにぎりがあったりと、日本食が恋しくなった人におすすめ。店内もとってもかわいくて映画のまんまなので、是非旅行前にかもめ食堂を見てから行ってみてください。

さて、そんなフィンランド。フィンランドと聞いて最初に思いつくもの、、ムーミン!って人は多いのではないでしょうか?

ムーミンとはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンのムーミンシリーズと呼ばれる一連の小説と絵本に登場する架空の生物の種族名で、主人公の名前でもある「ムーミントロール」の愛称です。フィンランドに来たからにはやはりムーミンに会っとかないとですよね。

ということでヘルシンキから電車で約2時間、タンペレという町にあるムーミン美術館に行ってきました。ヘルシンキ中央駅にて、タンペレ行きのVRチケットを購入し車内へ。

 

VRとは鉄道会社です。日本だとJRとかメトロとか、そんな感じだと思われます。外観もフィンランドらしいイラストが施されてるのです。

 

車内はwifi完備だったので、かなり快適に過ごせます。

 

二時間ほどで到着し、タンペレ駅から徒歩で約15分。移動の途中にあったこちらの建物。てっぺんのシンボルがキィキィキィキィに見える。

 

そんな感じでのんきに観光しながら道を進んでいると、googleマップがついたよと教えてくれました。外観はこんな感じ、THE ムーミンな外観を想像していたので、普通の市民ホール的な外観にびっくり。左下のとこにちっちゃくムーミンがいるだけです。

 

この建物自体、音楽ホールも常設されており、地元の方にはそちらがメインなのかもしれません。
敷地内に入るムーミンの銅像が、、!

 

近づくHamaji。お腹のフォルムに親近感を覚えました。

 

ちょうどお昼時だったので、ムーミン美術館に併設されているTUHTOというレストランへ。

 

ランチビュッフェ開催中でした。ビュッフェ大好きHamajiは迷わずこちらをチョイス。食べ放題10ユーロです。

 

北欧はスープがとにかく美味しいのですが、このサーモンクリームスープの味は忘れられません。本当に美味しかった。

 

ビュッフェって制限がないので、いっぱい食べなきゃという気持ちになって取りすぎてしまうのですが。大抵お腹いっぱいになって自分を苦しめることになりますよね。なので程よく取りましょう。

 

レストラン内で、ムーミンを主張しているところは壁のポスターくらいでした。日本のムーミンカフェの方が、ムーミンを型どった料理が出てくるのでけっこうあっさりしているのだなと思いました。でも料理はめちゃくちゃ美味しいので、ムーミン美術館に行ったら是非立ち寄ってみてください。

 

お腹もいっぱいになったところでいよいよ美術館へ。平日だったので、かなり空いておりました。

 

チケットを買って

 

こちらの機械にピッとかざします。ちょこんといるムーミンに癒されます。

 

中に入ってすぐ、案内のお姉さんが「日本人ですか?」と話しかけてきました。ちょっとびっくりしましたが、彼女も日本人でした。やはり日本人の観光客がとても多いようです。日本語で館内を詳しく案内してくれました。館内のキャプション等の説明も、英語、フィンランド語、日本語の3種類でとてもわかりやすかったです。とても残念なことに、著作権の関係で、ほとんどが撮影NG。こちらの入り口と、美術館を出たところのみ写真OKでした。

 

館内は、ムーミンの絵本のストーリーに合わせて、原画やアニメで使用された人形が展示されております。キャラクターとしては日本でとても人気があるので、グッズも持っていましたが、実際ムーミンのストーリーを詳しくは知りませんでした。ムーミンはもともと人間の家のストーブの後ろに住んでいるという設定だったんですね。しかし、ストーブが近代化して住みにくくなってしまい、ムーミン一家は安心して住める場所を探しに旅に出るという冒険のストーリー。冒険の中でスナフキンやミイと出会ったり、ニョロニョロとか出てきたり。意外と深いストーリーでした。こちらが美術館の外の写真スポット。

 

美術館の中は原画や人形の他にも、人間サイズの巨大絵本があったり、自分の影がムーミンになったりする仕掛けがあったり。ポストカードを作れるワークショップスペースなど子供も大人も楽しめる展示でした。ミュージアムショップでは限定のムーミングッズがたくさん。

 

部屋に置きたいムーミンライト。

 

レアキャラ。

 

帰りは緑豊かな公園を散歩しました。

、、!!!

 

野生のリス発見。

 

Hamajiを見つめるリス。逃げるリス。

 

やたらとHamajiを警戒するリス。食べないから安心していただきたい。

こんな豊かな自然なんだからどこかにムーミンいるなこれはと思いました。

Webサイト → https://muumimuseo.fi/ja/

では。

 

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