ニューヨークの自転車タクシーPedicab(ペディキャブ)のトラブルご注意!!
さてさて、どこか行くたびトラブルに遭遇するわたくしHamajiですが、Hamajiの記事で結構読まれているのがトラブル系の記事のようで、、。嬉しいような、悲しいような複雑な気持ちです。笑
今回もまあ軽いトラブルならあってもブログ書けるなーえへへーぐらいののん気な感じでアメリカに乗り込んだのですが、前回のトラブルが小物に思えるくらい、今回は笑えないトラブルに遭遇してしまいました。まあ結果笑ってるんですけど。笑
なぜ帰国して1発目の記事がトラブル記事なのか。それは一人でも多くの方に早く情報が届けばと思ったからです。ヨーロッパのFlixBus、ドイツの電車の乗り方にしても、知っていれば回避できた問題ですからね。
今回ニューヨークで遭遇したのは、自転車タクシーのPedicab(ペディキャブ)。こちらについて詳しく書きたいと思います。それではいってみましょーう。
トラブルは突然に。ラッシュアワーのタクシーはなかなか拾えない
事件があった日は、ニューヨーク滞在3日目の夜。この日は一緒に行った友人とHamajiにとって特別な夜でした。
なぜならばこの旅で最もお金をかけたと行っても過言ではない、ミュージカル「Chicago」を観に行く日だったから。
ニューヨークでドレスアップして、ミュージカルを観に行って帰りにBarで飲むっていうSex And The CityとかGossip Girl的なニューヨークセレブ気分を味わいたくて、わざわざ日本からドレスとヒール持ってきて、この夜のために二人でおしゃれしたわけですよ、、。あ、あかん、目にゴミが、、涙
ミュージカル開演は夜19時半。日中は普通に観光して、夜にデパートで着替えてミュージカルに行くという完璧なスケジュールでした。スケジュール通り、夕方にデパートの更衣室でドレスアップ。Tシャツ短パンからドレス&ヒールに。日本にいてもドレス着る機会など結婚式くらいなので、とてもテンション上がってました。
とはいえお互い慣れないヒールで、デパートからミュージカルの会場であるタイムズスクエア付近までは徒歩だと30分以上。この日は贅沢してタクシーを拾っちゃおうとなりました。
がしかし、、!タクシーが全然止まってくれない、、!!!
30分くらいでしょうか。待てど暮らせど全然止まらないイエローキャブ、、。余裕があった時間もだんだんなくなってきて、あれ、ちょっとこれ開演間に合う状態?おそらく、平日とはいえ18時台というラッシュアワー&高級デパートの前というロケーションも悪かったのか、結局これは待ってても無理だという感じに。
30分も時間をロスしてしまったため、ここから徒歩かメトロだとギリギリになってしまう、、どうしようとパニックのHamaji達の前に現れたのは、目の前に停車した自転車タクシー。
自転車タクシーPedicab(ペディキャブ)
さて、この状況で目の前に自転車タクシーが止まったら、あなたならどうしますか?
まず値段を確認しますよね?
そう、、今ならわかるんです。まず値段確認するよねって。その時のHamajiの思考回路は、
「自転車タクシー!!!この状況で、神ですか!!!」
↓
「ちょっと高いかもだけど、まあ人力車くらいっしょ。」
↓
「もう時間ないし乗らない理由はない!!」
↓
はい、乗車ー。
、、超チョロいです。浅草の人力車でも、30分くらい走ってだいたい6000円とかなので、まあ二人で割り勘すればいっかくらいに思っておりました。それまで毎日節約して来たのに、、ドレスアップのセレブパワー恐るべし。
自転車タクシーとはいえ、外の風を受けながらまばゆく光るニューヨークの道路をスルスルと走り抜けて行く感じはかなり気持ちよかったです。これはもしかして馬車なんじゃ?と勘違いするくらい。笑 相当テンション上がってました。
そこから地獄に突き落とされるのは約20分後、、渋滞もあって、開演ギリギリでなんとか会場に到着しました。
急いでお会計を。
Hamaji :「How much?」
自転車タクシー :「198💲」
Hamaji & 友人 :「??????」
Hamaji :「wait wait wait, 19💲?18💲??」
自転車タクシー :「Non Non,198💲!(若干キレ気味)」
Hamaji & 友人 :「、、、、え?」
馬車ひっくり返されましたよ。笑
198ドルって、日本円だとおよそ21,000円。たった20分で21,000円?ぼったくりにもほどがある、、。もちろん、現金足りずカードで支払うことに。しかし、カード払いだと手数料が含まれさらに高くなってしまいます。
その時の友人の固まった顔はいまだに忘れられません。いつも笑顔なのに。笑
後になって調べてみると、自転車タクシーの相場は45分~1時間で、通常料金55ドルほどだそう。あれ、これ完全ぼったくられてますよね ? ドレスアップしてたからセレブと思われたのでしょうか?笑
ドイツの時のように応戦しておかしいと主張すればよかったと今となっては思いますが、ミュージカルが開演してしまうという焦りと、最初に値段を確認しなかった自分のミスという意識で頭がいっぱいでした。
放心状態でタクシーを降り、Chicagoの会場へ。
気合い入りまくってただけに、このトラブルのショックはかなり大きく、、。1人10,500円の損失。前回のドイツの罰金8,000円を超えてしまったことにひどく落胆しました。
開演には間に合ったものの、この後のミュージカルには全く身が入らず、ましてやミュージカルは英語なのでしっかり集中してみないと英語も全く入って来ません。でも無理でしたね。友人も私もショックが大きすぎて、ミュージカルの内容全然覚えてないです。笑 けっこういい席だったのに。笑
終わった後、Barに行く予定がそんな気力もなくホテルに帰ることに。せっかくドレスアップしたのに、この日の写真1枚も撮ってません。笑
ホテルに戻って、ドレス脱ぎ捨ててスーパーで買ったビール飲んで二人でYoutubeでダウンタウンなう見て爆笑して寝落ちしました。自分も友人も飲んだら忘れるアホでよかった。笑
それでは最後におさらいを。
1.ニューヨークのラッシュアワーはタクシーが拾いづらいのでUberを利用するかメトロが確実
タクシーの呼び方は日本と同じく手を挙げてアピールする感じです。ランプが点いていたら空車で、点いていなかったら乗車中か予約車となります。時間があるならなるべくメトロを使用した方が確実に時間内に目的地にたどりつけると思います。
これは事前にチェックしてなかったのですが、配車アプリのUberも良さそうですね。こちらの記事に詳しく書いていたので、タクシーを中心に利用する方は是非。
2.自転車タクシーPedicab(ペディキャブ)に乗車する際は乗る前に絶対値段を確認しよう
HamajiはたまたまぼったくりのPedicabに乗ってしまいましたが、もちろんぼったくりじゃない人力車感覚のPedicabもちゃんとおります。ぼったくりかぼったくりじゃないかは、乗車前に値段を聞いておかないと判断できないので、値段確認はしっかりしておきましょう。
3.ぼったくられちゃったら開き直って楽しもう
Hamajiと友人は、その後すぐに気持ちを切り替えられず、ミュージカル1本分が台無しになってしまいました。なのでもしぼったくられちゃったら、その時は開き直って気持ちを切り替えた方が絶対いいです。むずかしいけども。
時間が限られた旅行の貴重な時間を無駄にしないコツは、トラブルにあっても引きずらないことです。高いお金払って、大事な休暇をとって来てる旅行ですからね。凹んでる時間なんて無駄です。あとで稼げばいいだけなので切り替えて楽しみましょう。
以上、アメリカ旅行1つ目のトラブル、Pedicabについてでした。
さて、この後Pedicabの損失が小銭と思えるほどのトラブルに遭遇するHamajiと友人。笑 それはまた次回。お楽しみに~。
では。