ドイツ ベルリンのおすすめデザインスポット5選

Mr.Hamaji
こんにちは!Doing ARTデザイナーのMr.Hamajiです

ヨーロッパ旅行のドイツの記事はシリアス系が多かったので

今回は陽気にお伝えしたいと思います。ベルリンは若手のアーティストやデザイナーを数多く輩出しているので、おもしろそうなデザインスポットがたくさんあります。旅行前にベルリンに詳しいデザイナーの友人に聞いて行ってきたスポットをまとめました。それではいってみましょう。

1. Design Studio Kolor

最初にご紹介するのは、Kolorというデザインスタジオです。このように、小さなオフィスが集合している建物の1Fにありました。

カラーがある集合オフィス

 

蛍光イエローのラインが目立ってます。

カラーのオフィス前

kolorは、ワイマール・バウハウス大学で建築を学んだタチアナ·ライマンとデュッセルドルフで建築とインテリアデザインを学んだウリ·マイヤーという二人の女性がベルリンのスタジオを拠点に立ち上げたブランドです。

kolorとはポーランド語で”色”を意味しており、色という言葉が持つ『多様性』と『変化』の二つの意味が、彼女達の作品に対する思いと一致していることから「kolor」というブランド名が付けられました。ブランドのモットーはシンプルで耐久性に優れ、可能な限りオーガニックであること。また、地元の産業に貢献する為に、彼女達の住んでいるドイツ国内で商品を生産しています。

 

中に入ると、デザイナーらしきスタッフの方が迎えてくれました。「なんでも好きに見ていってね。写真?もちろんOK!」とてもフレンドリー。遠慮なく撮らせていただきました。

カラーのオフィス内の商品

 

これは壁に取り付けるフックだそうです。

カラーのフック

 

ファイルや、ペーパーバッグもおしゃれ。耐久性があるので紙でも長く使用できるそう。

カラーのファイルとペーパーバッグ

 

こちらは壁掛けのラック。

カラーの壁掛けラック

 

キャンドルホルダー、色がかわいいです。

カラーのキャンドルホルダー

 

何気ないデスクもこなれたオシャレ感漂ってました。

カラーのデスク

カラフルでミニマル。すごく好きなテイストで欲しいなーと思っていたのですが、このオフィスはあくまでもデザインや発送を行なっているオフィスで、商品は購入できませんでした。しかしWEBサイトで購入可能です。気になる方は 公式WEBサイトをチェックしてみてください。

 

2. 使い捨て包装ゼロのエコスーパー Original Unverpakt

お次は雑誌で見て気になっていたクラウドファンディング発のエコスーパーOriginal Unverpaktです。

ベルリン エコスーパーの外観

設立者はMilena Glimbovski氏とSara Wolf氏のお二人。「環境に貢献する方法は、誰でも参加できかつサステイナブルでなくてはならない」サステイナブルとは持続可能な発展という意味らしいです。

このスーパーをオープンするために、クラウドファンディングで資金を募り、当初の目標金額の倍となる約11万ドル(日本円で約1100万円)が集まったそう。オープン当初は日本の雑誌でもよく見たので話題になったんだと思います。

ベルリン エコスーパーの店内

こちらのお店のコンセプトは「Waste-free(ゴミを出さない)」こと。普通のスーパーと異なり、商品のほとんどがバラ売り、再利用可能な容器に入って販売されてます。

客は買い物袋だけでなく容器も持参して容器の重さを図り、その重さを表記したシールを容器に貼り付けます。そして欲しいものをその容器に入れて会計するという仕組みだそうです。

金額は中身の重さに応じて決まるので、容器やパッケージにかかるお金はゼロということです。食品はもちろん、洗剤からシャンプーまでその方式で買い物できます。

他にも布袋やガラス容器、金属製の箱等も販売されています。容器の値段などたいしたことないと思うかもしれませんが、塵も積もれば、ですよね。バラ売りする狙いとしては容器等にかかるお金が省けるため、安く仕入れて安く売れるということだそうです。超エコな未来型スーパーですね。

エコスーパーOriginal Unverpaktのディスプレイ

エコスーパーOriginal Unverpaktの商品

シンプルなディスプレイで素材そのものが売られている店内は、見ていておもしろかったです。日本との食材の違いも興味深い。ドイツにある他のスーパーより洗練されていて、静かでゆったりとした時間が流れておりました。

 

3. Trippenの靴が安く手に入る Trippen Factory Outlet

1994年にドイツで創業したファッションメーカー。Trippen主に靴を扱っているブランドです。日本にも店舗を構えているこちらのブランドは履き心地の良いモカシン風シューズが有名で独創性と快適さを備えてます。

そのTrippenのアウトレット商品が日本の半額以下で購入できるTrippen Factory Outlet 。建物の一番奥にある倉庫の中に入ると、大量の靴たちがむかえてくれます。

トリッペンの外観

トリッペンの入り口

トリッペンの外観

日本で買うと、5万~くらいが普通なのですが、1万円代の商品もあったり、種類もかなり豊富です。サイズがない場合もスタッフに聞くと倉庫内を探してくれます。大量買いしている人が結構おりました。購入した友人曰くとても履きやすいとのこと。おすすめです。

 

4. クリエイターが集まる本屋 do you read me?

おしゃれなギャラリーが建ち並ぶアウグスト通りの本屋さんdo you read me?! こちらはファッション系、アート系、写真集等を取り扱っている本屋さんです。日本ではなかなか出会えない洋書が安く手に入ります。

doyoureadme?の外観

doyoureadme?の看板

気になる本が何冊かありましたが、重いし日本に帰ってからamazonで買えばいいやと買わずに帰国しましたが、検索した結果、欲しかったものは輸入になってしまったりめちゃくちゃ高かったので買えばよかった…と後悔。

掘り出し物を見つけたら現地で購入して送るという手がいちばん安く上がります。お客さんの層も、デザイン系やファッション系と思われるおしゃれな人たちが多かったです。

doyoureadme?店内

ショップロゴをプリントしたオリジナルのトートバッグが人気のようで、街中で何度も見かけました。おみやげにいいかもですね。

 

5. 世界中のZineを集めた本屋 motto

世界中のZineを集めてた本屋さんmotto

mottoの入り口

mottoの外観

「Zine」とは「Fanzine」の略称で、自費出版の同人誌的なものでございます。

同人誌というと、日本では漫画的なものを想像してしまいますが、グラフィックデザイナーや、ファッションデザイナー、フォトグラファーなど、数々のアーティストが自分の作品をまとめたポートフォリオのようなアートブックです。

簡易的に個人で印刷して製本したものや、特殊印刷でしっかり装丁されたものなど種類は多岐に渡ります。 お店の中はほんとZineだらけ。デザイン、イラスト、写真、音楽、テキスタイルなどなどほんといろんな種類のZineがあって1日じゅうここで時間つぶせるなとHamajiは思いました。

mottoの店内

ここでは自分のZineを置いてもらうことも可能です。最低部数は8部で売り上げの約3割がお店側に行くシステム。簡易的なZineであれば、日本で作って持ち込みできますね。自主制作をもっと増やして、いつかZineにまとめたいと思ってるので次来るときはトライしてみたいです。

いかがでしたでしょうか?このほかにもおもしろそうなギャラリーなどがたくさんあったので、ベルリンに行く方は是非行って見てくださいね。

では。