自信を持つということについて自分なりに超考えてみた

Mr.Hamaji
こんにちは!Doing ARTデザイナーのMr.Hamajiです

タイトルを見てギョッとした人もいるかもしれません。ついに自己啓発系きたかと。笑

これはずーーーーっと書こうと思って気づいたことをメモしたりしていたのですが、知り合いも読んでるので弱みを晒しすぎるのも嫌だし、ネガティブなイメージがつくのが嫌という理由でなかなかアップできずにいたテーマでした。

自分の中でモヤっとしながら消化しきれなかったものでもあります。Hamajは自分をポジティブな人間だと言い切りたいのですが、たまーに顔を出すネガティブな自分が心の中に住みついていることも否定できません。こういう人って意外に多いのではないのでしょうか。

ネットで「自信」「方法」で検索すれば、すぐにでも答えが出てきます。自信をつけるための○○の方法、今すぐやるべき○○の行動リスト。などなど。自己啓発本や心理学の本もいくらでも出てきます。そういうものを読むと悩んでいたものがすっと消えたり、考え方の転換につながると思います。

自分はこのブログに、嘘を書きたくないと思ってます。なぜなら「文章を書く」ということも「作品を創る」ことと一緒だと考えるようになったから。

心からいいと思ったものや人を紹介したいし、たとえ世に溢れているテーマだとしても、自分で考え抜いて出てきた自分なりの答えを自分の言葉で伝えたい。ネットや本ですぐに見つかるようなことをそのまま丸投げするってことはしたくないと思ってます。

今、Hamajiの中では空前の爆発キャンペーンが起きているので、このタイミングで自分なりにたどり着いた答えを書きたいと思います。これから生きていく中で、この答えはどんどんアップデートされていくでしょう。とりあえずは今の考えを整理するために。やってみよう、出してみようと思った瞬間こそが絶好のタイミングだと思うので。

この世で一番自分に正直に生きているのは子供

まずはこの動画を見てみましょう。

澄んだ瞳で美しさについて語る子供達をみてHamajiは自然と涙が出てきました。なんて純粋でまっすぐなんだろうと。この動画に出てくる子供達は5歳から18歳。思春期に突入するあたりから周りのことを気にしだすというのもここからわかります。

Hamajiは学習塾でデザインのバイトをしております。生徒は小学生~大学生まで幅広いです。業務はデザインなので実質的に関わることはないのですが、子供達の話にすごく興味があり積極的に話しかけまくってるので仲良くなった生徒も何人かおります。

接していておもしろいなーと思うのは、子供って本当コロコロ変わるんですよね。笑 この前までめちゃくちゃ元気で心の内側を解放してくれていたかと思えば、次会った時は心を閉ざして何も話してくれなかったり。一番感じたのは子供達にとって、家庭と学校が彼らの全てだということ。

親から否定されると天涯孤独のような気持ちになるだろうし、友達に無視されただけで人生終わったような気持ちになったり、先生に見捨てられただけで夢は諦めなきゃいけないと思ってしまう。

Hamajiも幼い頃は、まあ自信に満ち溢れた子供でした。笑 自分は最高にかわいいと思っていたし、思い通りにならないことなんてないと思ってました。だけど小学生くらいになって義務教育が始まると、嫌でも人との差を感じざるをえません。

勉強をがんばってもなかなか超えられない友達でてきて、頭がいい子や運動神経がいい子が褒められるという場面に何度も遭遇します。容姿のことを言われたりして傷つくと溢れていたはずの自信がどんどんすり減って自分って大したことなかったんだなと思うようになります。

人間が自信を持てなくなる第一歩ってまずここの過程が一番大きいと思います。周りの人に置き換えてみても、自信を持てない人の奥底に根を張っているものは幼少期や思春期に受けたトラウマだったりというのがとても深いのだということがわかりました。

 

「原因」探しを「目的」探しに変えていく

先日、アドラー心理学という本を読みましたが、ここではトラウマの概念を否定しています。それよりも、物事に原因を求めるということすら否定しています。トラウマは「人生の嘘」であり、人生が複雑であり、苦しいと考えている人がいるならそれは「人生の嘘」に陥っているという考え方。

この本は読む人によっては革命が起こるようなことが書かれているので、自由に生きるためのヒントが得られるかもしれません。是非読んでみてください。

「人生の嘘」という考えもすごく理解でき、トラウマのような「原因」を探すことをやめて、「目的」を探して生きていくという考え方にはすごく感銘を受けました。これからはほんとにそうしたい。

これを読んで思ったのは、犯人探しってすごく疲れませんか?ってことです。例えば自分がこうなったのはあの人のせいだ。あの時言われたあの言葉が自分の中で深い傷になっている。裏切られたことは一生忘れられない。などなど。たしかにそうかもしれないんですけど、自分の人生を巡る「犯人探し」ってとても体力を奪われてしまうなと感じたのです。

Hamajiもトラウマがとても多かった人生なので、今でも忘れられない記憶や、自信が持てない原因を考えると数え切れないほど出てきます。でもそこにばかり焦点を当ててしまうとほんと疲れて気が滅入ってくるので、もうこれはやめましょう。

それでも許せないという人もいると思いますが、誰かを傷つけたり、人にトラウマを与えてきたような人って、たいていその後同じようなことを人からされたりして自分に還ってきていると思います。これは不思議ですが、因果応報ってあるんだと思います。とういうことで、過去に縛られるよりもどうしたら自分が幸せになれるかに目的をチェンジして気分転換して楽になってみてください。

 

自信を持つためにできること

じゃあ自信を持つために何ができるか。さきほどの話にもつながりますが、1番は夢や目標を持つことだと思います。
Hamajiの場合は、自主制作と、海外に一人で行ってみたこと、この二つは結構自分を変えてくれたなと思ってます。

最初に、文章を書くことも作品を創ることだと書きましたが、自分で何かを生み出すということは必ず自信に変わります。創ることは、人生が絶好調のときだけでなく、どん底にあるときですら、チャンスに変わるからです。Hamajiは辛い時ほど、何かを創りたくなります。

その時のパワーって幸せな時のパワーに届くほど強い何かがあると思うのです。嘘だと思って、辛い時こそ手を動かしてみてください。文章を書くでもいいし、絵を描くでもいいし、何かを作ってみるでも面白い企画を考えるでもいい。ただ苦しんでうなだれるよりも、意外とそれが自分の救いになってくれたりします。

もう一つは一人で海外に行ってみたこと。「はじめてのおつかい」という番組があります。子供がはじめて親元をはなれておつかいにいくっていう番組です。あれって人間の本質がすごくよくわかって面白いなーと思うんですよね。

とてもシャイで、お母さんから離れられないあまえんぼうな子供が、初めて親元をはなれて一人で考えて、判断しておつかいをする。最初は半べそかきながらだったのに、一つ目標をクリアするごとに顔つきはどんどん自信を帯びて涙がとまって勇敢になる。

お家についた頃には最初とは別人のようになっています。子供達は「ひとりでおつかい」ができたことによって大きな「自信」を手に入れたのでしょう。

とまあ例文が長くなってしまいましたが、これと全く同じ原理です。Hamajiは英語が全く喋れなかったのですが、初めての一人旅の目的地に選んだのはイギリスのロンドンでした。当時は入国審査でも止められるくらい喋れなかったのに、よくそんな勇気あったなと思います。笑

完全に日本人一人だったし、頼れるものは何もなくて3週間という長期。ほんと言葉がわからなくて孤独だったし、周りの全てがいつもと違って怖かったです。でも、わからないながらもつたない英語やジェスチャーのみで一生懸命コミュニケーションをとっていくと、その努力はしっかり人に伝わるんですよね。

この経験は自分の中で大きな自信となり、その後も海外に一人で行っていろんなことにチャレンジするきっかけになりました。

このNYの時も1人旅でしたからね。笑 ほんとこんな謎な行動してる自分ウケるなと思います。でもやってよかったって思ってるし、またどっかでやりたいです。目的がない旅ってのも非常に面白いですが、目的をつくって達成するとより自信が得られたりします。

 

遠回りすることで得られるもの

先日のイチロー選手の引退会見でHamajiに一番響いたのは、

「人より頑張ることなんてとてもできないんですよね。あくまでも秤は自分の中にある。自分なりにその秤を使いながら、自分の限界を見ながらちょっと越えていく。それを繰り返しながら、いつの日かこんな自分になっているんだという状態になっている。だから少しずつの積み重ねでしか、自分を越えていけない。」

 

「遠回りすることでしか本当の自分と出会えないという気がしている」

この部分でした。深いなーと思いましたね。これだけストイックな人が放つこの言葉にはとても説得力があり、自らにかかる呪いを解いてくれる魔法のように感じました。河北さんの記事でも詳しく紹介しているので是非。

「他人と自分を比べるな」と言いますが、Hamajiはあえてここは「いんじゃない比べても」と言っておきます。比べて比べて比べまくると、いつか気づく時がくるからです。ああ、なんてくだらないんだろうってことに。

もちろんすぐに本に書いてることを実行できたり、切り替えられるのならそれがベストだと思います。しかし、なかなかできなくて遠回りばかりしてしまう人もたくさんいます。Hamajiも完璧にそう。遠回りが好きなドMです。

時間の無駄じゃんと指摘もされるでしょうし、いい加減にしたらと見捨てられてしまうこともあるかもしれません。ただ、遠回りするにしろ、しないにしろ、結局それを解決できるのは自分だけということです。

努力して理想の誰かに近づくことはできたとしても、自分は自分にしかなれません。何もしないまま自信が回復するということはまずないと思います。どんなことでもいいので納得できるまで、とことん挑戦したり、悩み抜いてみてください。

やるだけやれば後悔や執着ってなくなりますほんとに。そして、自分が悩んできた分、他人の気持ちが痛いほどわかるようになるので、人の助けになれるという強みも生まれます。マイナスばかりではないということはたしかです。

Hamajiが一番誇りに思えている自信ってそこだったりします。失敗が多いことと、人の気持ちを考えて行動できること。だから自分の経験をシェアできるブログとかって自分にはすごく向いてると思ってます。

いかがでしたでしょうか?これはHamajiが自分なりに悩み抜いて振り絞った一つの結論です。へー、こうしてもいいんだ、こんな考え方もあるのね程度に思ってもらえたら幸いです。Doingはそういった面ではかなり自由な考えや生き方が溢れている場だと思います。

日本はこんなに平和なのに、心の平和を保てている人って本当に少ないなと感じます。アラサー、アラフォー、アラフィフ、モテ系、非モテ系、メンヘラ、などなど。人々に謎の名称をつけ、メディアに打ち出し区別する。

心ない言葉に傷つきながらも、自分を守るために開き直ってネタにして生きている人も大勢いるでしょう。だけど自由でいいんです、本来は。自分の全てを解き放った時、自分はどうしたいか、どう生きたいか。どうか誰にも縛られず、自由に考えて、自由に生きて、今という時を全うしてみてください。

なんかとてつもなく熱い感じになっちゃいましたが。笑
現場のHamajiからは以上です。

では。