国宝『源氏物語絵巻』「東屋」の場面(12世紀、徳川美術館)。右の女性・浮舟が絵を眺め、中央の女房が物語の文章を読み上げている 教科書で見た
Tag Archives: 日本美術
信長が謙信に贈った屏風に、約2500人——狩野永徳『洛中洛外図屏風』と、天下人に仕えた絵師の48年
狩野永徳『唐獅子図屏風』安土桃山時代、皇居三の丸尚蔵館 約2500人。 一双の屏風の中に描き込まれた、人の数です。公家、武士、僧侶、商人、
月岡芳年とは?「最後の浮世絵師」が描いた『月百姿』100枚から、まず見たい6枚
月岡芳年『月百姿 玉兎 孫悟空』(アメリカ議会図書館) 100枚。 明治の浮世絵師・月岡芳年(つきおか・よしとし)が、亡くなる直前の7年あ
河鍋暁斎とは?酔って描いた戯画で投獄された「画鬼」と、鹿鳴館を建てた英国人の弟子
河鍋暁斎『暁斎楽画 地獄太夫がいこつの遊戯ヲゆめに見る図』。骸骨たちの宴を夢に見る遊女 笞(むち)で50回。 明治3年(1870年)、一人
「美人画では娘にかなわない」と北斎は言った——葛飾応為『吉原格子先之図』の光と影
葛飾応為『吉原格子先之図』、太田記念美術館 北斎の娘、と言われても名前が出てこない。それで普通です。 葛飾北斎は知っていても、その三女が絵
鳥獣戯画とは?作者不明・セリフなしで800年読まれてきた「日本最古の漫画」4巻の見方
『鳥獣人物戯画』甲巻より、カエルとウサギの相撲(平安時代・12世紀、高山寺蔵) 漫画を読むとき、私たちは右から左へ目を動かします。 コマの
死んだ師匠に弟子入りする——尾形光琳と琳派、100年ごしの継承
尾形光琳『燕子花図屏風』(部分)根津美術館蔵 弟子入りを願い出たとき、師匠はもう死んでいました。 それも十年、二十年前の話ではありません。
日本画入門。西洋絵画と何が違うのか、初心者向けにやさしく解説
美術館で「日本画」というコーナーに足を踏み入れると、油絵とは明らかに違う空気を感じることがあります。色の質感、余白の取り方、線の使い方。何








