ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』1656年、プラド美術館蔵 絵の中から、画家がこちらを見ています。 左手にパレット、右手に筆。大き
Tag Archives: 名画解説
ゴヤ入門|宮廷画家はなぜ自宅の壁に「黒い絵」を描いたのか——サトゥルヌスまでの道
フランシスコ・デ・ゴヤ『自画像』1815年、プラド美術館蔵。晩年の画家が、暗がりからこちらを見ている 食堂の壁に、我が子を頭からかじる巨人
モンドリアンとは?風車の絵から赤・青・黄の四角にたどり着くまでの40年と『ブロードウェイ・ブギウギ』
モンドリアン『赤・青・黄のコンポジション』1930年 「あれなら自分でも描ける」。 白い画面を黒い線が区切り、いくつかのマスだけが赤と青と
雪舟とは何をした人?国宝6件の水墨画を「一本の線」から読む——『秋冬山水図』『天橋立図』の見方入門
雪舟『秋冬山水図』左が冬景、右が秋景。東京国立博物館蔵 6件。 一人の画家の作品が国宝に指定された数として、これが日本の最多です。その画家
スーラの点描はなぜ「混ぜない」のか?『グランド・ジャット島の日曜日の午後』から新印象派を読み解く
スーラ『グランド・ジャット島の日曜日の午後』1884-86年、シカゴ美術館蔵 一歩、近づいてみてください。 日傘をさした女性の顔が、消えま
ホッパー『ナイトホークス』とは?入口のないダイナーと都市の孤独を解説
画家エドワード・ホッパーの肖像写真(Harris & Ewing撮影) 深夜の街角に、光っている店がひとつだけある。 ガラス張りの
尾形光琳と琳派とは?『燕子花図屏風』『紅白梅図屏風』でわかる入門ガイド
尾形光琳『燕子花図屏風』(部分)根津美術館蔵 弟子入りを願い出たとき、師匠はもう死んでいました。 それも十年、二十年前の話ではありません。
マグリット入門|「これはパイプではない」の意味と、山高帽の男が絵の中だけで起こした反乱
自作の前に立つルネ・マグリット。背広にネクタイという、いつもの姿 夕方、ブリュッセル郊外の住宅街。 背広にネクタイ、頭には山高帽。小さな犬
エゴン・シーレとは?28年で燃え尽きた画家の生涯と「ねじれた自画像」の見方
エゴン・シーレ『ほおずきの実のある自画像』1912年、レオポルト美術館蔵 留置場の独房に、紙と絵の具が差し入れられました。 1912年の春
ミュシャとは?アール・ヌーヴォーの代表作から『スラヴ叙事詩』まで、その生涯をやさしく解説
ミュシャ『ジスモンダ』ポスター、1894年制作 1895年の元日、パリ。 街角に、縦2メートルを超える細長いポスターが現れました。描かれて
フリーダ・カーロとは?自画像に込めた痛みと生命力、波乱の生涯をわかりやすく解説
フリーダ・カーロ(父グイジェルモ・カーロ撮影、1932年) 天井に鏡を貼ったベッドがある。 全身ギプスで固定された18歳の娘が、そこに映る
カラヴァッジョとは?光と闇の革命児が「殺人犯」のまま描いた代表作をわかりやすく解説
カラヴァッジョ『聖マタイの召命』1599-1600年頃、サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂(ローマ) 薄暗い部屋で、男たちが金を数えて
日本画入門。西洋絵画と何が違うのか、初心者向けにやさしく解説
美術館で「日本画」というコーナーに足を踏み入れると、油絵とは明らかに違う空気を感じることがあります。色の質感、余白の取り方、線の使い方。何
ターナー入門。イギリスが生んだ「光の画家」はなぜ嵐にマストで縛られたのか
霧のような光の中に、汽車がぼんやりと浮かび上がる。輪郭ははっきりせず、まるで光そのものが絵の主役であるかのようです。ジョゼフ・マロード・ウ
ダヴィッドが描いたナポレオンは嘘だらけ。絵画がプロパガンダだった時代の話
白い馬にまたがり、風になびくマントを翻しながらアルプスの峠を越えていく英雄。ジャック=ルイ・ダヴィッドが描いた『サン・ベルナール峠を越える















