ルイ・アームストロング(1953年撮影) 1912年の大晦日、ニューオーリンズの裏通り。 11歳の少年が、家から持ち出した拳銃を夜空に向け
Author Archives: takk
ファン・エイクは油絵を発明していない——『アルノルフィーニ夫妻の肖像』の鏡に残した署名と、10個の細部
ヤン・ファン・エイク『アルノルフィーニ夫妻の肖像』1434年、ロンドン・ナショナル・ギャラリー 結婚式の絵、と思って見ていませんか。 帽子
20歳のメンデルスゾーンが、100年眠っていたバッハを起こした——『マタイ受難曲』1829年のベルリン
エリアス・ゴットロープ・ハウスマン『ヨハン・ゼバスティアン・バッハの肖像』1746年 100年。 バッハの『マタイ受難曲』が、ライプツィヒ
ロダン『考える人』は何を考えているのか?扉の上に座る男と、37年間完成しなかった『地獄の門』
上野・国立西洋美術館前庭の『考える人』(拡大像) 上野の駅を出て、公園の並木を抜けると、右手に大きなブロンズの男が座っています。 右肘を左
5週間で書いた『ラプソディ・イン・ブルー』——ガーシュウィンは新聞で自分の新曲を知った
ジョージ・ガーシュウィン(撮影: カール・ヴァン・ヴェクテン、1937年) 1924年1月、ニューヨークのビリヤード場。 球を突いている2
『ポッピンを吹く娘』の口元を見る——喜多川歌麿が江戸の女の顔を「主役」にするまで
喜多川歌麿『婦女人相十品 ポッピンを吹く娘』寛政年間、メトロポリタン美術館 手鎖50日。 1804年、江戸の町奉行所が一人の絵師に下した刑
雅楽とは?1300年止まらずに鳴り続けた「世界最古のオーケストラ」の楽器と言葉
雅楽の演奏風景(Photo: Miya.m / CC BY-SA 3.0) 雅楽は「古い音楽」ではありません。 正確に言えば、「一度も止ま
アルチンボルドはなぜ皇帝の顔を野菜で描いたのか?宮廷で笑いものにならなかった理由
ジュゼッペ・アルチンボルド『ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ2世』1590年ごろ、スコークロステル城(スウェーデン) 野菜で顔を作った
ヴィヴァルディ『四季』は200年眠っていた——赤毛の司祭と、孤児院の少女オーケストラ
作者不詳『アントニオ・ヴィヴァルディの肖像』とされる絵、ボローニャ国際音楽博物館 18世紀のヴェネツィア、日曜の午後。 運河沿いの教会に、
ドガは踊り子に興味がなかった——「踊り子の画家」が本当に描いていたもの
エドガー・ドガ『ダンス教室』1874年、メトロポリタン美術館 ドガといえば、踊り子。ここまでは誰でも知っています。 美術館のポストカード売
拍手が聞こえなかった作曲家——ベートーヴェン『第九』初演の夜、歌手が彼の袖を引いた
ヨーゼフ・カール・シュティーラー『ベートーヴェンの肖像』1820年 1824年5月7日、ウィーンの劇場。 舞台の上に、指揮者が二人います。
マネ『オランピア』はなぜパリを怒らせたのか?裸婦を天井近くに掛け直した1865年のサロン
エドゥアール・マネ『オランピア』1863年、パリ、オルセー美術館蔵 裸の女性の絵は、19世紀のパリでは珍しくありませんでした。 毎年開かれ
音楽は家具でいい——エリック・サティ、同じスーツ7着と傘100本の作曲家
エリック・サティ(1920年ごろの肖像写真) 同じ灰色のビロードのスーツが、7着。 1925年、パリ郊外アルクイユの小さな部屋で、エリック
長谷川等伯『松林図屏風』——墨一色の霧に、何が描かれていないのか
長谷川等伯『松林図屏風』(右隻)安土桃山時代、東京国立博物館蔵、国宝 東京国立博物館の、少し暗い部屋。 大きな屏風が一双、向かい合わずに並
ファドとは?リスボンの路地で「運命」を歌う、ポルトガルの音楽入門
ジョゼ・マリョア『ファド』1910年、リスボン市立博物館蔵。酒場でギターを弾く男と聴き入る女 ポルトガル旅行の動画で、こんな場面を見たこと















